ブルース・ウイリス「キル・ゲーム」を見て

 

嘗ての最強超アクションスターも年には勝てず、ついにこういう作品に出るようになってしまった感がある。任侠の道を歩む若き高

 

 

倉健も銃さばきと馬乗りに長けたジョン・ウェインも晩年に近い頃の映画を観たことがあるが、緩慢な動きで見るに忍びなかった思

 

 

い出がる。任侠の渡世人も西部の王者もファンの頭の中では永遠に若いままなのである。

 

 

ダイハードでの迫力が忘れがたき名演と脳裏に焼き付いているブルース・ウィリスだって二人の名優と同じランクにいる。体を動か

 

 

さなくていい、それなりのストーリー内容で

 

アクションはほとんどせず、人間狩りの的となって,サイコの6人ハンターに追われる役どころであったはずだが、ただ森を彷徨

 

 

うだけで、人間狩りするハンターの方が仲たがいして人数を減らしていく。前代未聞の人間狩りムービー。今までに沢山のSF近

 

 

未来人間狩り映画はあったが、拍子抜けさせる詐欺映画であった。追われる者が目立つ赤い服着て、余裕で森林を闊歩している。

 

 

全然緊迫のない人間狩り映画は始めてである。獲物になる俳優が左程有名でない人なら誰も見ない映画である。最も動きがきつく

 

 

なり、セリフ覚えも怪しくなってきたブルース・ウィリス用に脚本を代えたのかも知れない。原題も当然キル・ゲームは

 

 

配給元がブルース・ウィリス健在也を示すアイデアタイトルで「Apex」と言った。スターはいつまで強く輝き続けられるか、難

 

 

しい問題である。

 



 

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