『相撲界にスーパーヒーローの兆し』

 

言わずと知れた5月場所優勝した大の里のことである。スーパーヒーローになるには強さもさることながら運も持ち合わせていない

 

 

と出現は不可能である。その点大の里は二つを兼ね備えていたラッキーボーイとして現れた。最近は横綱や大関が平幕並みの成績を

 

残すようになる群雄割拠の時代に突入した。横綱照ノ富士は膝の悪化が酷く、いつ引退してもしょうがない体調になった。大関貴

 

 

景勝も首の悪化が酷く昔のようなぶちかましが出来なくなっている。最近大関になった琴桜、霧島、豊昇龍も三役や平幕とそう力

 

 

は違いなく、そこから誰でも優勝して可笑しくない場所が続いていることになる。今場所も照ノ富士、貴景勝が早くも離脱。上は

 

 

大関から下は幕尻力士まで優勝のチャンスが訪れた。そこに期待の新星、まだちょんまげが結えない幕内3場所目だという大の里

 

 

が登場した。兎に角強い、体がデカい、イノシシの如くまっしぐらに突き進んでいく.古参力士もあんこ型も押されっぱなしで土

 

 

俵を割った。まだ新入幕して間もない大の里の対策が出来ていないようだった。先場所優勝した尊富士も兎に角突き進んでまっし

 

 

ぐらの相撲取り口だった。若手の台頭著しい熱海富士も押して押して押しまくってくる。小兵力士の平戸海や翠富士なんかも逞し

 

 

い相撲を取る。ファンの多い宇良の相撲も面白い。ただ残念なのは将来が楽しみな力士が膝や首を痛めて伸び悩んでしまうこと

 

 

だ。小兵力士の炎鵬を見なくなった.一場所だけ嵐を呼んだ伯櫻鵬も肩を痛めて、将来が危うい。私がファンで大関が待望された

 

 

若隆景も手術で十両まで落ちた。横綱の照ノ富士など膝の怪我で序二段まで陥落したが、上半身の力だけで横綱に帰り咲いた、異

 

 

例な力士で以後称賛される相撲取りである。怪我が怖い、相手力士の強さより怪我無き相撲人生を送られれば幸いである。格闘技

 

 

横綱白鵬はその点、相手を怪我させても自分は怪我しない横綱だった。そこに強さの秘密がある。汚い取り口はしなくていいから

 

 

怪我しないことを白鵬から学んで早く順調に来年早々には横綱になって欲しい。

 

 

 

 

画像>

 

大の里の小結優勝は相当昔、安念山と言う力士以来の快挙と言うことで、古い白黒のビデオが流れた。細身の力士安念山と房錦の

 

 

取り口だった。懐かしい~な。房錦は黒い弾丸、押し相撲で父親が行司だったと思う。安念山は将来を嘱望されて羽黒山に代えた

 

 

ような記憶があるが大関にはならなかった。怪我が禍したかもしれない。たまに古いビデオが流れると同じ頃自分が何をしていた

 

 

か思い出されて、二重の懐かしさを憶えるときもある。NHKは出来るだけ古いVTRを流してほしいね。   

 

 

動画>ハワイアン ♬曙~武蔵丸~小錦~♪天国と雷 中々面白い歌

 

 


曙関、謹んでお悔やみ申し上げます。合掌🙏