『尋ねてみました おたからや』
近年人口20万人の伊勢崎市にもリサイクル店が続々?出店している。
我が家から車で10分、新聞広告によると品物を持ってきただけで「お車代¥3000」
くれるという嘘みたいな話。事の真偽を確かめるべく、持っていきましたよ。ブランド品はなくても種々雑多でいいと言う古銭・
切手等持って。
画像>伊勢崎にはブックオフ、大吉、セカンドストリート、大黒屋…・etcあるある一種のブームだね。
画像>イメージキャラクターのコロッケは消えた!価格の付け方はネット販売価格の1割弱が原則である。
まだ開店早々陳列スペースはあるが、品物は何もない買取だけでした。客も私と同じような
終活断捨離の片付け物を持参した男性二人。幾らか持ち込んで二束三文なら持ち帰り計画。
私は持参物半分を前提に交渉。親父の形見手作り将棋盤、ソウルオリンピックの記念マグカップ(バドワイザー製)、松井秀喜と
ヤンキースメンバー5人の缶バッジ、1964年東京オリンピック記念メタルと金杯(金メッキ)日本の古い紙幣・・・・。マリ
リン・モンローの切手1シート、行ってみて手応えのないネット販売より生身の人間と業界のことやリサイクル品の価値基準など
教えてもらって有意義な時空を過ごせた。トータルで¥2200、車代も¥3000しっかり貰えたので助かった。それに持って
行った物を全部おいてきたわけではない。将棋盤と古い(昭和)100円コインだけである。教訓はブックオフの時、車一杯持ち
込んだが、価格の付かないものは置いていくと言ったら大量持ち込みが500円に満たなかった。だから持ち帰りを前提にして少
量を数回買い取ってもらう方法に切り替えた。これなら二束三文でも納得がいく。本日は殆ど持ち帰り、切手などは後生大事に
ストックブックに長年納めてきたが、昭和切手は大部分10円20円の販売だったので、
業者は買い取らない。昔は切手価値価格の冊子が毎年出版されていて、やれ10円上がったなんて一喜一憂していたが、戦後すぐ
の「見返り美人」「月に雁」「西周(文人切手)」
販売数の少なかったものしか価値はない。私なんぞ10年以上前からハガキや封書に
大量にある5円や10円の切手をべたべた一面切手だらけにして投函している。それでも
頂点の時の切手数の2割くらいになった。Xデイまでに使い切るのが使命である。
今続々オープンするリサイクル店はブランド品志向で若い女子が本命以外のアッシー君等から贈られる高級な品々を小遣いに代え
る最高の金色のお城である。私等にとっては若き日の想い出の品物を叩かれて安価にされる暗黒の館である。ものは考えようで捨
てるよりはいいかぁ~。