映画「それでも夜は明ける」を観て
16代アメリカ大統領リンカーンの有名な言葉「人民の 人民による 人民のための政治・・・」奴隷解放宣言の時の演説文言であ
る。1863年とあるから、この実話映画で黒人としてニューヨークで家族と平和に暮らしていたソロモン・ノサップには悪夢で
あった。
1841年二人の白人に騙され、酔わされ、奴隷市場に売り渡されてしまったのだ。
最初はまだ奴隷解放宣言前後の犯行かと見ていたのだが、宣言より20年も前のことだったのである。映画監督の名前が「スティ
ーブ・マックィン」とあるので、あのアクション俳優が生前撮ったものかと思っていたが、1984年作品とあるので同姓同名の
映画監督がいたわけだった。そう言えばいたような記憶もあるけど・・・・・。マックィンと言う
文字が目に入らなかったなら、こんな暗い惨めな映画は例えアカデミー賞何部門取る栄誉とか、各国の映画賞総なめなんて記事を
読まなくても見なかっただろう。
昔々テレビで幼い頃「ルーツ」と言うアフリカ大陸で自由に暮らしていた人々が奴隷商人の手に掛かり、アメリカ大陸等に運ばれ
るストーリーを見て、嫌な気分を味わった。歴史の暗部に目を開けてみる必要もあろうが、映画の題材として見るには辛い。それ
は現在アメリカに居住する元アフリカ人子孫もヨーロッパから大挙押し寄せた白人等も出来れば、見たくないであろう。映画は実
話を基に掛かれた原作に沿って作られた。12年間3つの農園主の元で働かされた。知的なオーナーもいたが野蛮なマスターもい
た。神の名の元むち打ちを背中に浴びて、失神するほど拷問は尋常ではなかった。そんな中でも人は黒人でも自由な権利を持つと
いう白人の勇気ある援助により(ブラッド・ピットが演じる)実家のニューヨークへ帰ることができた。然し悲劇はまだあって帰
ってみれば奥さんは新しい人を迎えていた。
日本でも戦争に駆り出され、生きて帰ったら新しい旦那が自分の弟だったという話を聞いたことがある。映画は皆で暮らそうと輪
になって感激の中、エンドする。
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主人公ソロモンはバイオリン奏者であった。2番目のマスター綿花農園では苦しめられた。3番目のオーナーの奴隷時代、
カナダ人大工のピットと出会い、解放された。
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