さだまさし 話のアルバムを聞いて
さだまさしの歌は今少し好きではないが話は面白く聞ける。何年前だったかさだまさしがラジオで言うには、「私、歌のほかにコ
ンサート前に語る話もCDになって発売しているんですよ」と言っていた。それを買うのは相当のファンだと思っていたが、それ
が図書館に置いてあった。
今まで18巻出しているそうだが、2つの図書館で6巻まで取り揃えていた。早速聞いてみたが話術に長け、好奇心旺盛で何でも
見てみようやってみようの精神は立派である。そこに落語を勉強しているからオチまでつける開演前後の小話は非常に観衆を引き
付ける。
第1巻 旅の中 ①テーマ精霊流し②ふらりと行く旅の醍醐味③これが新種の久米島蛍?④幻の夜の虹を見た!
⑤根室のシマフクロウはトトロだぁ⑥奥薬研に響く熊のうなり声⑦すすきののパチンコ・ボーイ
第2巻 人の縁 ①テーマ関白宣言②先生に手作りの金メダル③広辞苑に載った“目が天”④暗庵先生と横井さんの穴
⑤あの西村知美が結婚⑥僕は所さんでいいの?⑦松山さん、松山さん⑧ギャグがすてきな年寄りになりたい
第3巻 集う ①テーマ悲しきマリオネット②淀川先生と誕生会③ピーススフィアとローマ領長崎④私は歌う上昇気流
⑤雨男が分かった⑥怪しげなUFOを呼ぶ会に参加⑦八丈島の体当たり追っかけ娘
第4巻 出会い ①テーマ異邦人②台風の中の砂の祭典③エレクトーン「ハイッ」事件④白帝城の交差点で「ふるさと」を歌う
⑤憧れの人ポール・サイモンの音楽観⑥異郷ロンドンで書き上げた小説
第5巻 追想 ①テーマ晩鐘②ヴァイオリンをギターに持ち替えて③数住岸子の早過ぎる死④忘れられない越路吹雪さん
⑤大学落研のよき先輩⑥亡き妻を想う松井のパパ⑦戦友の精霊船を送る父の敬礼⑧亡き二人のカメラマンに捧ぐ
第6巻 軌跡 ①テーマ風に立つライオン②牧水に憧れて作った歌③秋櫻を作ってもう20年④夢っていったい何だろう?
⑤オチまでついてる夢を見る⑥灼熱の鳥取砂丘でビデオ撮り⑦宮沢賢治に教わったもの
⑧ギブミーなんていえない。(話であるからダブりもある)
画像>1998年でのコンサート出囃子ならぬ出噺が多い。
話の内容は大体笑いや感動話中心なんですが、一つだけ紹介しておきますと(第6巻・⑤)夢の話。よく人生は酔生夢死と例え
生きているんだか夢のような感覚に襲われることしばしば。ふっとあれ?俺生きてる。これ夢の中?現実?と思う事がある。
小市民として長年生きて来た我々は著名人として脚光を浴びて来た人生とは一線を引く。でも一年中全国コンサートで駆け巡って
いる人生でも、ふとそう思うことがあると言う。さだ氏の就寝してみる夢は長いんだそうな。そして夢の中に出てきて欲しい人は
絶対に出て来てくれないんだそうですね。私は父母や小さい頃の子供、昔住んでいた家は夢に出る。有名人もたまに現れますね。
しかし元旦早々見た夢は
今年を暗示するような嫌~な夢でした。
1月1日午前3時:「ドロボー!」声を出し絞って金切り声と共に起きた。正月早々縁起でもねぇ~。泥棒と鉢合わせした夢を見
た。
泥棒は東南アジア系の男で黒装束右手に包丁を持っていた。レム睡眠から醒めつつある夢の中と思ったから下がらず、逃げもせず
起き上がって夢を無くそうと思った。何でこんな嫌な夢を目出度き正月に見なけりゃならんのだろう?トイレに行き、寝床に戻っ
ても
これが正夢になったりはしないだろうか?気掛かりになる。家の側面のガラスを割られれば侵入可能。手元に反撃する武器を置い
ておかないと対抗できないな。そんなことを考えつつ又寝た。最近は夢を見てても起きれば内容が思い出せない。夢は単に脳の疲
労回復、
普段通りにするための生理現象。夢の内容を思い出せない方が健康なんだと言う。然し深夜の夢ははっきり明確に泥棒の顔、刃物
持参が冷静に見えて我ながら沈着さに呆れた。大晦日はずっとテレビでWBCの再現を11:30まで見ていて懐かしのメロディ
や紅白歌合戦は見ていない。唯夕方に夢を予知する犯罪邦画(ネメシス広瀬すず主演)を観ていた。SFで何が何だか理解不能。
昨年末観たロシア映画(オーバースピード)血圧をあげてぶっ倒れると過去に戻れる筋書きに大同小異。この鑑賞が禍したのだろ
うか?
※元旦早々北陸で大地震、何か嫌な予兆の幕開け。金沢には友人もいるので、連絡取ったら無事だと言う事。被害にあわれた方々
の早急の心身復旧を群馬より祈っております。
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