頑張らない鎌田實氏講演

 

 

 

 

 

 

 

 

夫婦二人分チケットは貰っておいたのだが、連れに用事が出来て私一人聴取に来た。

 

鎌田ドクターに言わせると今日満員の会場は比率女7:3男だが、できれば男性に

 

聞いて欲しかったと鎌田ドクターは言われた。女人は聞かなくていい話ではないが

 

健康生活面の改善が必要なのは女性よりむしろ男性だった。私は鎌田ドクターの講演は

 

今度で二度目だと思っていたが2016年に聞いていて、その7年前にも聞いていたので

 

7年おきに聞いていることになる。まるで諏訪の丸太落とし御柱祭だな、鎌田ドクターは

 

諏訪中央病院の名誉委員長だから、こういうのも7年越しを計算しているのかな。

 

講演は一時間立ちっぱなし、スライド説明をしながら始まった。

 

鎌田さんが長野諏訪でディケアを始めたのは日本で最初だった。大赤字の病院に配属され

 

ディケアは図書館を借りて主にボランティア中心に介護予防普及啓発に努めた。

 

介護は一人で頑張らないこと、公共のケアを利用すること、現状をよく認識すること、

 

介護人を尊重すること、楽な介護を心掛け無理をしないこと・・・5つを上げた。

 

もうかれこれ20年経つ、11月11日を介護の日と発案したのも鎌田さんであるという。

 

鎌田さんの所にはいろいろな患者がやって来るが50歳で若年性アルツハイマーになった

 

人の話は止めた車の位置が分からなくてウロウロ。それなら私だっていつもスー

 

パーで止めた駐車場所を忘れてツレにどやされる。風呂を洗って栓をしないから

 

風呂を沸かすとき湯が溜まらないと又怒られる。もう認知症予備軍になって来ているのか。しかし鎌田さんは虚弱フレイルを鍛え

 

れば進行はしないという。口を達者にしてお

 

く。貯金ではなく貯筋を鍛えておくだけで老化が防げる。椅子に座っているまま

 

腕の運動やら立ち上がってスクワット等の運動までやらされた。これを毎日続けること。

 

一日家にいて「相棒」ドラマやBSで「水戸黄門」ばかり見てないで、外へ出て

 

散歩するよう諭された。其のあとはBGM「ひまわり」♬を流してウクライナのことや

 

見上げてごらん夜の星♪に変わり、パレスチナやイスラエルの話題になった。

 

イスラエルはユダヤ人の国だから有能な人材が多い。アメリカでは金融界と映画界は

 

ユダヤ人が牛耳っていると言われる。病院なども日本なんかと比べ物にならない程

 

スケールが大きい。敵のガザ地区からも一般市民は患者としてくる。ある時少年が

 

運ばれてきたが重症で助かる見込みがない。病院側は親族にこの心臓を貰えないかと

 

問う。ここは心臓移植もする病院であって12歳の少女(イスラエル人)がスタンバイし

 

ている。両親は敵味方関係なく、この願いを快諾した。鎌田さんは私なら素直には

 

ハイと言えないと言った。日本ではまだ臓器あっせん等開かれた分野ではない。

 

然しガザの両親はこの子の心臓で一人の少女が助かるなら上げてもいいと言った。

 

少女に会うことは自分の子供と会うことに等しいと言ったという。鎌田さんと

 

心臓移植をした少女と医師と両親の写った写真をスライドで見せた。為政者は

 

ドンパチ戦争をやりたがるが一般市民は国境を越えて助け合っている。

 

鎌田さんの講演を聞くと「私は1歳で捨てられて、病身の養母と厳しい躾の

 

養父に育てられた、家は貧乏だったが助け合う精神を学んだと必ず言う。

 

鎌田さんの生い立ちはそのように暗いが明るさは後天的に作られた虚像っぽい

 

が観衆を笑わせるテクニックを心得ていて、数分間隔で笑いを言えるのは流石である。

 

今日も会場は爆笑の中終えた。鎌田さんは毎月1~2冊の本を出版しているが

 

殆ど話しに出た諸外国や日本で災難にあった人々に赤十字を通して寄付している。

 

印税全額と言っていいい。だから鎌田さんは多忙な中セッセと本を書く。

 

ラジオで大竹まことが驚いていたけど「いつ寝てるんですか?」「3~4時間

 

寝れば大丈夫!」お互い元気で頑張りましょう。鎌田さんはタイトル通り頑張らないけど

 

私は少~し頑張りま~す。

 

 

 

 

 

 

画像>ひまわりサックス演奏