『猛暑の日は美術館クーラーで頭も体も冷やしましょう!』

 

 

 

画像>パンフ

 

暑い日は図書館と美術館が混雑している。私なりの見解である、電気代等が値上げで

 

スーパーや百貨店で買わなくても時間を費やすのが庶民の知恵である。涼しくなったころ

 

帰宅する。本日は恒例の高崎2美術館巡りである。最初は「高崎市美術館」イマドキの野生

 

動物―宮崎学氏が夜行動する動物たちをロボットカメラに収めた作品群展示である。

 

実に155点展示されていて、目を引いたのが弱肉強食、輪廻転生、亡くなった動物たちの

 

死体を食うことによって命を繋ぐ動物と残された毛で住処を作る鳥たちの知恵をつぶさに

 

ロボットカメラが捕らえていた。もう人間が記録するというよりロボットカメラが一晩中

 

作動状態。宮崎氏も御年73歳で私とほぼ同じ。強く“死”を意識しなければならない

 

年齢に差しかかってきた。来年の桜は見られるか?再来年の花火は仰げるかである。

 

生命の回転は上手く行ったもので、無駄に残る物などなく、すべて残されたものの役に立っ

 

ている。動物の一つの死体は綺麗さっぱり「無」と化す。宮崎氏は最初のシカの死体の肉が

 

無くなり、毛の部分も無くなり、やがて骨さえも生きる動物の役に立って消えていったこと

 

をファインダーから伝えたかったらしい。コメントや画像からそう言っているように思え

 

た。

 

 

 

画像>鶏のエサを盗むネズミ,

何と鶏、コッケッコ~でコッケィ~(滑稽)なお話でチュ~!(ねずみ)

 

 

 

画像>カメラを壊す熊

 

 

 

画像>お盆が近い、果物を供える?サル 三枚とも「動物たちのビックリ事件簿」宮崎学著

から借用させてもらいました。サンキュー!

 

※全部撮影禁止なので「イマドキの野生動物」より借用した。

 

近年人を恐れず里に下りてくる熊、イノシシ、サル等の被害が多発している。食料だけでな

 

く人に危害を加える獣も増えて、幼児老人の脅威になっている。この地は人間の天下ではな

 

く、森や山自然を奪われた動物たちと共存できれば、それに越したことはない。

 

我々が夜に侵入してくる動物たちを恐~いという感覚は新大陸に上陸して既得権を得て、

 

夜な夜な疑心暗鬼で過ごし先住民を恐れる白人の猜疑心と同等ではないか。どっちが先にいたか考えてみれば分かりそうなことだけど・・・・・。

 

次に行ったのがタワー美術館。今回は夏休みのせいか出し物がちょっと庶民感覚の絵画を

 

集めての展示だった。堅苦しい日本画や屏風、洋画ではなく浮世絵であったのが私を喜ばせ

 

た。今回は中右瑛氏監修・コレクションから140点ばかり、これなら子供でも堪能できる

 

面白さである。風景画(北斎、広重)、美人画(歌川派絵師)、幽霊と妖怪絵(国芳)、

 

江戸の3大ペット猫、犬、金魚(現代は猫、犬、メダカ)相撲絵(伯櫻鵬)がいたら

 

浮世絵になっている。武者絵(ねぶた)、戯画・・・・、明治に入って開化絵,欧化ファッ

 

ション絵(鹿鳴館)こちらも展示品は撮影できない。展示物の片隅にビデオデッキが一台あ

 

って、浮世絵の出来るまでの映像が流れていた。喜多川歌麿のビードロを吹く娘が彫り師、

 

刷り師によって、瞬く間にコピーが仕上がる。ばれんによるぼかしの出し方や多色刷りのテ

 

クニック等解説していた。展示品を見るよりずっと面白かった。職人技と言うのは見ていて

 

飽きない。