懐かしい伊勢崎まことやのラーメン
20年ぶりくらいで伊勢崎の純手打ちラーメン屋『まことや』に寄って見た。
値段は今時¥600あっさり中華そばである。20年前頃は伊勢崎もそう美味しいラーメ
ン屋が多くあったわけではないので年間でここへ4~5回はラー食に来ていたろうか。
店主も忙しいせいか愛想に乏しく、接客がいいとは言えない店だった。こちらも親しくな
るほど数多く通ったわけではないので、愛想がないのをとやかく言えない。自販機が
大勢を占める今の商売法では客と接する機会がないので、ほっとしている店主は多いだろ
うが、あの頃はまだキャッシュ受け取り、来店~着丼まで冷たい対応の店主が支払いの
時だけ急変、元気に会計するラーメン店は不思議に多かった。実を言えばこの不愉快さが
足が遠のく原因だった。ラーメンは旨かったが接客が不味い。しかし今日行ったら店主は
別人のように饒舌になっていた。本来自己流で学び夜泣きラーメン出身で店舗を構えたほ
どの繁盛店だった店主だから無口だけではお客はつかない。ラーメン作りは武内伸氏が生
前言っていたように「豚ガラ鶏ガラ人柄」3要素が揃っていないと繁盛店にはならない。
21世紀伊勢崎は旨いラーメン屋目白押し、一時は群馬ラーメンガイドブックに載っていた
当店も今は忘れ去られたのか、昼時行って客はゼロ、二人で昔話に花咲いた。
あの頃隆盛を誇った3~4店のラーメン屋名を上げると友人だったり、廃業を知らない
答えが返ってきた。「まことや」は当時行くたびにトッピングやオリジナルが変化してい
て決まりのないラーメン作りをしていたように思う。(ムラがあった)だけど水だけは赤
城山の天然水を取りに出かけていた。現在はオーソドックス一本に
絞って営業されているようだけど、店主も老いてきてこれがベターと言っていた。
日中は一人でランチも出していたようだけど、大変なのでラーメンや餃子作りに
専念しているという。この付近には「Gotoku~義」「蔵人」等旨いラーメン屋がひしめい
ている。旧態依然でやっている店が息子の代で新味にしてカムバックする店もある。
コロナ禍の3年間生き延びたパワーは只者ではない、私がリピートしていた店も幾つかシ
ャットしてしまった。どうかもう一度『まことや』の看板
を爛漫の花に咲かせて欲しい。現代はどこのラーメン屋も材料費が高すぎて、値段も高
いがクオリティも高い。値段安くて美味いラーメンがあってもいいじゃないか!
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30年前伊勢崎ラーメン屋の価格はこんな風である。錦州¥370、フレズノ¥450、幸楽苑¥390、十三軒¥340、のび太¥400(櫻井翔君のおばあさんの店)、風っ子大将¥500、まことやのにんにく醤油は¥600、珍々¥400、
20年前の来々軒支店(前橋)のラーメンは¥520であった。
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20年前撮った店構えと当時は一押しだった印。バスラーメン「松よし」や
「やまだ」の常連だった。今やこの2店舗はない。まことやは食べ歩きしたマニアにとって貴重である。
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