国有文・重田家住宅で16ミリフィルム映写会
ちょっと怪しいフィルムを鑑賞する会ではありません。昼前に大人が集まって
アニメを3本、玉村歳時記を懐かしいカタカタと言うフィルムが回る音を楽しみながら
観る会がありました。1本目が今NHK連続ドラマで視聴率が高い「らんまん」の主人公
牧野富太郎(ドラマで槙野万太郎)、2本目が「もちもちの木」と言う童話を浄瑠璃風
語りでやるアニメ。3本目が宮沢賢治の「注文の多い料理店」やはりアニメ、休憩が
5分入って最後に玉村歳時記だった。前橋にある生涯学習センターの出前映写会である。
時間はお昼ちょっと前まで、今日は会場に椅子が並べられているので安心して見られた。
前回は畳にじかに座らされたので腰が痛く、途中で退散した。
画像:>パンフ
画像:>会場
画像;>重田家住宅に展示されていたビア・マグ(陶器)私も幾つか持っている
画像*>花を褥に 草を枕に 主演神木隆之介 極めて明るすぎるキャラクター
ここではNHKドラマの主人公と違うアニメの筋書きを書いてみたい。高知の大きな
酒作りの長男と言うのは同じだが、おばあさんと二人で生活している。40万種を調査する
前人未踏の離れ業を成し遂げる。16フィルムは本来白黒だが古すぎて真っ赤のか!
(次からのものは自伝)
実在の牧野富太郎氏のドラマを作るとすれば、矢張り槙野万太郎としなければならない
理由が分かる。決して綺麗ごとな人生ではないからだ。これから9月まで「らんまん」
はどれだけ大衆受けするよう、憎めないキャラクタ―で通すのか計り知れないが、
良く最初の段階でこの個性の強い植物学者の人生を描こうとNHK幹部が同意した点だ。
酒屋は植物研究のために破産し、奥さんと牧野氏は貧乏暮らしを余儀なくされた。あやは
(佐久間由衣)許嫁であったが東京ですえこ(浜辺美波)と結婚してしまった。子供は13
人作って7人は死に6人だけ生き残った。すえこも多産が祟って子宮癌になり早世した。
牧野先生は90歳まで元気で植物研究に一生を捧げた。この5行くらいの人生は描くまい
ね。朝ドラは悪人は出てこない。エゴイスティックな人格は敬遠しがちなキャラクターだ
から視聴率に影響する。果たして架空の植物学者槙野万太郎はどういう人生を歩むのだろ
うか
「らんまん」についてはシビアな話になりましたので、次の「もちもちの木」について
はソフトに・・・・・。もちもちの木と言うとラーメンファンの私はラーメン屋を思い出
す。宇都宮でしたか行って食べた記憶がありまっせ。旨かったな!話は他愛のないもので
夜もちもちの木が怖くてトイレに行けない豆太が寝小便ばかりするので、おじいさんが
一緒に付き添う。おじいさんが言うにはもちもちの木は月光が当たるから、もちのように
見えるので怖いものじゃない。まるでお伽話
のような昔話のような、それが浄瑠璃語りの心地よい五七調と三味線と相まって軽快な響
きで鑑賞できた。
3本目の「注文の多い料理店」は宮沢賢治でお馴染みの童話。入ったレストランは
自分たちが食われる順番に調理段取りされて部屋を移していく。動物を愛護する
賢治ならではの傑作のアニメ化だった。これらを映写した古家重田家では、このように
ユニークなイベントがこれからも続きそうで次はなにをやるか楽しみである。





