山上徹也って何者?
学校の成績が優秀で上の学校へ行けず、悶々とブルーカラーの生活に
アクセクしていると、その人は意外と犯罪を犯しやすい。
安部元首相襲撃事件を引き起こした山上徹也の半生を知って
そう思った。最近無差別の犯行に及ぶ若者に見られる傾向である。(秋葉原事件ややまゆり園事件)
失われた30年ロスジェネ、日本がバブルたけなわから一気に
弾け皆中流意識から下流意識に落ち込んだ時、生まれ育った
1990年代生まれの人たちである。贅沢を知らない節約だけは知っている。
私は10代の時、19歳の引き起こす事件(永山事件)が多くて、私も19歳になったら
何か悪き事をしでかすのではないかと19歳になるのが怖かった。
高校になるとクラブ活動で時間や暇が無くなったが、中学の時は
帰宅部だったのでケッコー「ワル」な時代があった。ワルだと
女子に人気があった。家は喰うに困らず中流で成績はそこそこだったが
何かに反発するように憑りつかれたようにワルを繰り返した。学校の内申書が
悪いため(妄想)希望の高校へ行けなかったと思っている。
青春は70年代になるので焦燥とジレンマ、惰性に流されて毎日無為な生活を送っていた。
安倍元首相を襲った山上徹也は元々裕福な家庭で普通なら進学校へ進み、
大卒で豊かな暮らしが約束されていたはずだった。人生が狂い始めたのが
母親の統一教会へ入信、父や兄の自死、多分専業主婦で世間知らずの母親が
信者にそそのかされて数千万円を寄付(お布施)をし始め、祖父が経営していた
会社が死によって閉鎖すると、残された資金迄(数千万円)教会へ再び寄付してしまった。
それを母親は徹也に嘘をついていて会社後始末に使ったと言っていた。それが実は
教会に流れていたことを知ったのが10年後のことである。しかし徹也は自暴自棄にならず
派遣や自衛隊に入って自活していたようである。自衛隊では残された妹のために自殺を図って
保険金を回そうと思ったほど律儀だ。様々な資格も勉強して取っている。殺害行為に至るまでは
健気に懸命に生きる姿が浮き彫りにされる。然し自分の家庭をぶち壊すほど、大金を巻き上げ

画像:天苑宮>
※桜田淳子が広告塔になって話題になったのが1992年だった。あれから教会は巨大化しオウム教のように武器を整えていると聞く。元々亡き頭首は北の人だから資金を渡し、英雄気取りでいたかもしれない。日本も精神が荒廃して来ると
信者の甘言で入信する人が増えるとも限らない。もっと政府は厳しい姿勢で取り締まりを強化しなければいけない。
そのカネを「天苑宮」建造にかけ、戦前韓国を凌辱した日本人の天罰だと、その国の信者のみ
大金を巻き上げる教会の実態を知った時,首長に天誅を下すことを計画する。
然し首長をやるには罪なき人にも害が及ぶ。警護も厳しい。そこですり替わるのが票田と献金のため
教会の記念大会で祝いスピーチなどやっている安倍元首相のビデオを視聴した時であった。
私はテロ行為を肯定しているものではない。山上徹也の不遇が教会や党の方針と無縁で起きたことではない
事実を受け止めてやりたい。山上徹也に同情は禁じ得ない。彼がいる拘置所には衣類、菓子類、金品迄
差し入れする人があとを絶たないと言う。それを徹也は施設に送るよう頼んでいると言う。
私は10代の頃から犯罪心理学に興味があって、後に作家になる加賀乙彦氏等雑誌を読んでいた。
至文堂・学燈社の雑誌でタイトルは忘れたが「解釈と鑑賞」とか70年代は雑誌が黄金期を迎えていた。
犯罪の中に貧すれば鈍するではないが、人は喰え無くなれば罪を犯す危機が迫る。清貧と言う言葉は
死語に近い。今日本はその真只中にいると解釈している。これからもっと危ない時代が来る警鐘である。
画像:文春>
5/18号週刊文春には事件に教唆した自衛官がいたと言う記事があった。売らんかな記事で同じ海上自衛隊
年下の人と会食していた内容だった。日本は言論自由の国だから妄想するだけなら罪は問われない。
関与したなら共犯になる。自家製ライフル製造のヒントや演説現場の事前の見取り図を渡すなんてことになれば
山上徹也の単独犯説は崩れる。徹也は銃撃の前映画「ジョーカー」を見て心構えを整えたそうだ。
まるで自分がジョーカーのように心に傷を負った止むに止まれぬ覚悟を持って、ことをしでかすのだと
胸に言い聞かせて・・・・・・。
画像>ジョーカー
参考文献:山上徹也と日本の失われた30年 五野井郁夫✖池田香代子 集英社
アルティメット・キャラクターガイド
週刊文春 2023 5/18日号


