角栄「日本列島改造論」出版の頃

 

 

 

この本の出版から50年経って復刻版が出ていた。うるさ型の娘

 

真紀子が冒頭で父さん絶賛を一筆している。娘が角さんを自慢する迄もなく

 

田中角栄氏は日本で稀に見る自国発展(故郷込み)に付与した政治家だった。

 

金や人の使い方に天才的な掌握術を発揮、関連する人々に愛された人物だった。

 

昭和47年角栄氏が内閣総理大臣になった年に出版されたこの本は一大ブーム

 

を巻き起こした。それ以前の閣僚の時にも独特なだみ声と人情味ある人柄で

 

ブラウン管(テレビ)の人気者になっていた。政治家としてタレントのような

 

出演をしている最初の人物だったと思う。この人が実は中卒でドモリで

 

気が小さくコンプレックスを除くため浪曲をやっていた事実を多くの人が

 

知った。貧しかったため大学へは行けなかったが頭脳明晰で、私の知っている

 

新潟の角栄ファンは「あの人は本を読む時、斜めに読んで理解してしまうんだ」

 

伝説のような宇宙人のような頭の中味を真顔で語っていた。そんな知能の高い

 

人が自分で書いたのか、多忙でゴーストライターに書かせたのか知らないが

 

経済復興した日本が欧米諸国に肩を並べる将来の青写真をびっしり書いたのが

 

「日本列島改造論」と言うことになる。角さんが為した政策で我々(特に私)

 

が今尚困っているのがガソリン税と重量税の取り過ぎ。この二つは道路整備や

 

鉄道建設(主に新幹線)に使い始めて徴収した訳だが、まだ終わらず

 

車を持つ一般市民には重税である。3年や5年で車検をやらなければならない

 

程日本車は外車と違って性能抜群である。外国ではガソリン税や重量税が

 

重税ではないのに、日本は車を持つオーナーに厳しすぎる。車を足として

 

使う必要のないバス・鉄道網が発達した都会の人たちに無関係と言うのも

 

大きな不公平感を感じる。一家5人働く、通学において5台の車が

 

必要なのが地方の実態である。高速道路の通行料金もやがて無料になるはずだ

 

ッたが、今だそうならない。一度無料で走れる行政の試みがあったが

 

其の時行楽客がこの時とばかり遠方まで車を走らせていたが、こうすれば

 

各地の名所に金は落ちて経済は回るはずと思う。日本はどうしても車税や

 

酒税を簡単に大量に取りすぎるため、リクレーション意識が薄く、

 

蓄えのみに偏る民族なのである。マイナンバーから多く溜め込む人々から

 

使用することを促し、又は上限を設けて使用なき場合接収?すれば

 

収入少なき者たちは救われる。日本列島改造論の頃、地価が高騰し、

 

借金してまで地べたを買い占める素人が殺到した。道路や鉄道が走る

 

荒れ地は驚くほどの高値を生んだ。あの時から働かないで食っていける

 

地主が多発した。高値の土地を出て行かない地主がいると怖~い

 

おに〰さんが来て嫌がらせをする社会問題も起きた。でも角栄さんが

 

描いた日本列島改造論は今も継続中である。角栄氏が当時四国は日本の

 

表玄関とし本州と大橋で結ぶ、高速道路を開通する。と謳ったが

 

唯一新幹線だけは今だ未通である。北海道は本州と繋がっているので

 

こういうプランは角栄改造論が今も生きていると言うことである。

 

角栄氏は1974年金脈問題で失墜し、1976年ロッキード問題で完全に

 

政治家としての翼をもぎ取られた・1985年オールドパーの飲み過ぎで

 

脳梗塞となり1993年失意の内に永眠した。

 

 

 
 

 
 

 

画像>浦佐駅前の角栄像                 

80年代お盆に新潟の海に遊びに行く時、浦佐駅前を通過する際,角栄銅像を見た。

まだ当時は雨除け雪除けの天井カバーは据え付けてなかった。

 

尚MyBlog2021.8月2日を開きますと「角栄と娘真紀子と愛人佐藤昭と・・・・・」と言う長文を

UPしています。こちらも御一読いただけますと角栄一家のことが良く理解できます。