アークライトの紡績機は水力から蒸気へ(マンガ)

 

群馬県は機織りとお蚕さんの町だから、昭和の時代そういう仕事に携わっている人が多かった。

 

然し親戚にそういう人がいなかったから、どういう流れで蚕から糸が出来、着物に成る過程

 

を知らなかった。ヨーロッパでは17世紀頃羊毛から糸を紡ぎ、紡績機で衣類をボチボチ作り始めていた。

 

動力は馬だが生産が微量なため、水車による水力に切り替えると大分生産が上がった。

 

やがてワットが発明した蒸気機関の時代が来ると世界は産業革命に目覚めて行く。

 

日本も明治期になると国営の富岡製糸は稼働を始め、世界に負けない糸の生産量を誇るようになった。

 

伊勢崎は長い間一人で紡ぐ手動式だったが、隣市の桐生市では大型紡績機を導入して工場化し、

 

毎日うねりを上げて生産をヒートアップさせた。

 

昭和30年代前橋に暮らしている私の借家のそばにも「上毛撚糸」と言う煉瓦作りの工場が毎日

 

糸繰にガタガタ音を立てて、私の住まいにまで届かなかったが、近隣の家は其の騒音に悩まされて

 

いたらしい。まだ日照権とか騒音の予防策など住民が五月蝿く言わない時代だった。現代は園児が五月蝿いと

 

育児所が訴えられる時代である。皆神経が切り切りしている世紀末である。

 

 

 

 

画像漫画〰️世界歴史人物なぜなぜ事典>

 

 

 

 

 

動画日清紡>

 

馬のユニークなCMで評判の日清紡も嘗ては繊維の会社であったのだろう。今ではエレクトロニクスや

 

ブレーキ、日本産業が落ち込んだ謎の部品「半導体」を生産している会社だそうな。

 

「名前は知ってるけど~~♪なにをやっているか 知らない♬」通りリクルート主体のCMである。

 

近年企業は金余りで儲かっているせいか税金逃れにTV-CMや新聞大見出しに広告を出す傾向にある。

 

直接に消費者とかかわりのない会社、凸版(大泉洋)、三井のすずちゃん、日本ガイシ、JA等々・・・

 

他に出費口はあるんじゃないかと思うが、余計な御世話であろう。儲けた金はどう使おうと他人に

 

言われる筋合いはなかろう。資本主義の掟である。

 

マァボヤキは兎も角として偉人アークライトの発明だが、この時代に生きていた人々は

 

産業革命の下、何か新しいものを考え一攫千金目指して寝ずに頑張っていた。

 

床屋業を営んでいたアークライトもカツラ屋に転向(あの当時のモーツアルトやニュートンの頭は

 

皆カツラである)ブルジョワの頭がカツラで埋まるともう転機と見切りをつけ、

 

紡績機の水力発電を研究し始めた。発明能力はあったのか次々に出資してくれる

 

パートナーやパトロンにも恵まれ、ジェームス・ワットが蒸気機関を発明すると

 

紡績機に蒸気を長期研究かけて取り入れ、大量生産できる時代に入った。

 

何せ羊毛からインドの綿花が入って来て、社交界では綿の着心地が好評だったのである。

 

現代は上記の日清紡が示すように日本では繊維産業は衰退したが、明治期建てられた

 

大きな煉瓦工場は震災や戦争禍も潜り抜け、昔の栄華を今に残す。

 

原爆ドームは1915年建造のイギリス積だが、如何にレンガ積みが丈夫であるか、皮肉にも証明している。

 

ひとつ一つの衣類を着る時、水力紡績機を発明したアークライトを思い、大量生産を可能にした

 

ジェームス・ワットのことを頭に浮かべながらユニクロに足を運ぶのも一興かと漫画を読みながら

 

思った。

 

 (泣)下書き中アップされました。六人の方に慎んでお詫びします🎵