『マンガ 孔子の思想』を読んで

 

マンガだからもっと気楽に読めると思って読み始めたが、字は小さいし、論語の知識がないので欠伸が出る。それでも

 

50年前、論語を読んだはずだが、確かその時も退屈で途中投げ出してしまったような気がする。孔子は3000人もの弟

 

子がいた高潔で立派な儒学者と聞き及んでいるが、決して知識をひけらかす人ではなかった。

 

孔子の死後、弟子たちが孔子の言葉を一冊にまとめたのに過ぎない。

 

15にして学を志す

30にして立つ

40にして惑わず

50にして天命を知る

60にして耳に従う

70にして心の欲する所に従って・・・・・ 孔子は73歳で天寿を全うした。私も来年その年になるがずっと不惑にあ

 

らず、日々惑々で

 

他人に迷惑がられている。子供の頃大正製薬サモンのCMでこの不惑の綴りがON AIRされたが、懐かしくYOUTUBE

 

鑑賞したかったのに、残念HITしなかった。私の昔の上司で「温故知新」を座右の銘にしている年配の人がいた。兎に

 

角生きる上には古きを尋ねて新しきを知る。何かにつけてそう言われたのが「書物」論語を読み始めた切っ掛けになっ

 

たが、20代の頭ではきつかったナ。仏教の悟りに近かった。何せ世の中昭和元禄刹那主義の頃、固い儒教精神など時

 

代錯誤もいいとこだった。

 

だから孔子の言葉は生きる心情としてあったのでなく知識教養として知っていたに過ぎない「一を聞いて十を知る」

 

「過ぎたるは及ばざるが如し」そして渥美清「男はつらいよ」で出ていた帝釈天午前様(笠智衆)は言い放つ「朝に道

 

を聞かば 夕に死すとも可なり」仏修業のお坊さんでも教養の一つに孔子の言葉があった。

 

それをフーテンの寅が知ったかぶって皆に言って笑いを取る。山田監督のなせる業か?

 

画像:漫画>

 

蔡志忠作画~野末陳平監修の講談社本は孔子の人間像と思想を分かり易く解説していると書かれているが、もう少し老

 

人向け(字を大きく),一般者向け(簡単明瞭)に出版して欲しかった。’70年代シラケの時代、平凡パンチなどで卑

 

猥な百の質問を女子に繰り出していた黒メガネの陳平氏にこんな固~い一面があろうとは多くの日本人は知るまい。私

 

の青春時は陳平氏によって淫猥用語を耳学問した。尤も「陳平」とは中国の著名な軍師で、それに肖ってペンネームに

 

したのだろう。他の漫画で軍師陳平(実在)が登場するのでそう思う。昔々は野坂昭如と漫才までやろうと世に出るこ

 

とを画策する中で、辿り着いたところが占い師だったり中国学者だったり、全く胡散臭い人物だった。怪しい黒メガネ

 

を外せば可愛い目をしているしね。国会議員にもなった。焼け跡闇市派たちは野末氏を含めて野坂昭如、永六輔、小沢

 

昭一、青島幸男、等々逞しく色々なことにチャレンジして残された我々にいい手本を置いて行ってくれた。まるで世

 

界に論語が広まったように彼等の言葉や実績は正に

 

今を生きる我々に孔子の論語に匹敵する。

 

 

 

 

 

動画>>>>>>藤田まこと、京塚昌子、原と江川、小林桂樹等々が出てきますが・・・・・・

 

2500年前中国魯の国には孔子と言う聖人がいた。西暦2022年中国北京には習近平と言う狂人がいる。

孔子が言う仁のない巧言令色は習近平に該当するのだろうか。