映画「大コメ騒動」を観て
大正7年富山魚津で起きた事件を映画化した。当時日本はシベリア出兵があり、
兵隊に物資を送るため、コメ相場が高騰し、通常でも喰うや喰わずの
農民が容易く米を入手できなくなった。(米一升38銭)仕事と言えば男は冬はなく、
出稼ぎに行く。漁村は女が重い米俵を背負って海岸まで運び、わずかな日銭で
生計を立てていた。子供に食べさせるコメがない。漁村の女たち100名余りは
米問屋の前に集結し、コメを安くするようシュプレヒコールを行った。
それが大阪の新聞社を通じ、歪められて全国に伝わった。映画は北陸の逞しい
女たちの米騒動の真実を描いている。(越中女一揆)
画像DVD
我々が生まれた時終戦直後で食物や物資はなく、両親は大変苦労して我々を育ててくれた。やがて日本も高度成長に乗っ
て経済大国と呼ばれるようになって久しい。
でも1993年日本はコメの凶作でタイからコメを250万トンも輸入した
ことを覚えている人も少なって来た。このコメがとても食える代物ではなくて、
古米や餌米で腹を満たした。日本の農業は減反政策で、ロクスポ米を作らないが、畑があるだけで農家は援助金で潤って
いるが、上げられたコメの値段は消費者に降りかかって来る。世界一高いコメを食っているのは日本だけである。
10kgで3000円余り、こんな高くてコメ離れが深刻だなんて、ちゃんちゃらおかしい!しかし幾ら米離れが食卓で起きて
いても日本人の主食はコメなんである。
長い伝統、腸の長さが西洋人より長いのは祖先がずっとコメを主食にして来たからに他ならない。統一教会と自民党の献
金と票田の関係は長く、同じように昔から農協と自民党も深いつながりで成り立っている。どんなにこの相互依存関係を
ぶち壊そうにも二大政党に成らぬ限り、難しい問題が永遠に続きそう。
食品、特に輸入品は戦争や天災で途絶えることがあるから、大正7年の米騒動や昭和大恐慌が起これば、まず貧民層から餓
死は始まって行く。国や政治家は
ずっとこの問題を後回しにして来たけれど、隣国の貧しい国のいかれた親玉が
脅しの原爆やミサイルと落とすぞ、白旗上げろ!と言って来たら、食いものはおろか命まで危なくなってくることを政治
家のみならず、平和ボケしている
我々も真剣に考え直す時期がき始めたようだ。2022アジア周辺は物騒になって来たので「大コメ騒動」を観ながら、ポ
ッ、ポッと浮かんだ困惑を綴ってみた。
映画は富山が舞台なので左時枝、西村雅彦、室井滋、立川志の輔、柴田理恵等々出身者総出演、何故か風吹ジュンは出て
いない。
動画>
米と書いて八十八手間が掛かると言われた米作は
昔の話。1965年以降農家所得は勤労者所得を
上回っている(収入)貧しい国民が豊かな農家に
多額な補助金を支払っている構図。21世紀コメは作らずとも
100兆円を超えるメガバンク組織、一体どこ?

