トルストイ作:「戦争と平和」をコミックで読む
昔々3~4時間位上映の映画は見たことがあるが本は読んだことない。
確かナターシャ役にオードリー・ヘップバーンだったと記憶している。共演者のメル・ファーラーと共演を機会に結婚したように
思う。私の思春期昭和40~50年代の映画雑誌「スクリーン」では毎年ファン投票をやっていて、外国女優ナンバーワン人気は長
年ヘップバーンが選出されていた。男優はアラン・ドロンとかジョン・ウェインの時代である。私はヘップバーンはそんなに魅力
的な女優には見えなかった。(その後はカトリーヌ・ドヌーブの時代)
あの頃はグラマー女優が日本では持てはやされて,ボインも露なドレスを着ているMM,(マリリン・モンロー)BB.(ブリジッ
ト・バルドー)CC(クラウディア・カルデナーレ)ジェーン・マンスフィールド等々女優の胸元が少年には超刺激的であった。
タモリと同じ少年期はオッパイ星人だったのである。細身でファンキーなヘップバーンは女性に人気があったのだろうと思う。今
で言う綾瀬はるかのような一寸おまぬけな(天然)役柄が女性に受けていた。
さて漫画の話だが主人公ピエールは莫大な財産と伯爵の位を父親から相続される。おきゃんな娘「ナターシャ」とも結ばれるよう
である。しかしモスクワはナポレオンの進軍で壊滅状態。21世紀のロシアがウクライナに侵攻したように都市は機能を失った。
トルストイの生きていた時代フランス・ナポレオンは全盛期で全ヨーロッパを席捲する勢いであった。オーストリアを蹴散らし、
ロシアに進軍して来ることにロシア貴族は右往左往。戦争と平和とあるが、戦争と貴族の放蕩が失われる無惨を描く。中には男気
合って軍人に入る者もいるが大体毎夜酒と女に明け暮れていた。
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イーストプレスコミックに寄れば、1812年フランス、ナポレオン軍は条約違反の抗議を無視し続けるロシアに怒り、60万の兵を
以てロシア国境を越えた。
然しボロディノの戦いで両者が対面した時、ロシア帝国軍は12万人、フランス帝国軍は13万3千人となっていた。逃げた兵士も
いようが食糧物資の不足と寒冷で戦死者より病死の兵隊が上回った。それでもトータルは戦死となる。
結局ナポレオンはロシアに侵攻して行ったが,住民は殆ど逃亡。街は炎に包まれ4分の3は燃えた。モスクワは木造の家が立ち並
んでいた。
B29焼夷弾の落下嵐で燃された日本みたいなもんである。
そして冬近くなってもパリから食料や物資は届かず、ナポレオンはモスクワから退去せざるを得なくなった。退去する時の人数は
3万人まで減少していた。
それをパルチザンやロシア軍が追いかけ、ナポレオンは這う這うの体でパリに戻った。英雄ナポレオン1769年~1821年、文豪
トルストイ1828年~1910年、
そしてドイツの詩聖ゲーテ1749年~1832年。
何でゲーテ???あっ、これは私事トルストイとゲーテが8/28生まれで私と一緒。私子供の頃、この二人が自分と同じ生まれ月
日なので誇りに思っていた。
間違って作家や詩人になれるかと思っていた。二人は天才と秀才、こちらは単なる凡才。幼児期文作より運動神経が秀でて朝から
晩まで飛び回っている夕日ヶ丘だった。
ナポレオンも最初は庶民のために活躍したが、長年権力を握るとドンドン領土の間口を広げて行った。本人の意志か参謀の意見か
分からないが、いつの世も
長く権力を握らすとパンツを履いたホモ・サピエンスは高い所にばかり登って多くの人々を見下す殊に快感を覚える生き物らし
い。戦争と平和・・・・・
戦争と昭和、わが国でも同じ過ちをしてしまったかもしれない。国民減少で産めよ殖やせよの掛け声の元、我々が生まれた。そし
て戦争と令和、我々は戦争反対を唱えても近隣のプリン帝国と金平糖帝国が海を越えてちっちゃな列島に隙あらばの目を光らせて
いる現実を我々は意識しない訳に行かない。


