『男の急所を包む、褌』女性にも人気?
昔、フーテンの寅の映画見ると渥美清が良く言ったものである。
「見上げたもんだよ、屋根屋の褌」昭和初期職人の殆どは六尺褌か越中褌を
締めていた。戦後アメリカの統制下になって職人も少なくなり、会社人が増えて猿股派が多くなり現代はブリーフからトランクス
派がシェアを占めているらしい。私は戦後派で
今以て褌派?ではない。ブリーフ派を頑なに守っている。(絶滅危惧種)
同世代で褌を締めている人を見たことがある。プールや川で泳ぐとき褌を締めて尻丸出しでいた。別に違和感を感じなかった。家
の親父とプールや川(利根川)
で泳ぐ時昭和30年代だったボクは水泳パンツ,オヤジは普段はいているズロースで泳いでいた。子供心に変な気持ちだったが、市
民プールが落成したばかりの夏だった。
それでも今のような最高気温ではなく、33℃前後夕方には決まって雷様が農作物に潤いの恵みに一雨降らせた。オヤジは海なし
県生まれの人だったが、生まれて初めて一緒に海で泳いだ時、海水パンツで戯れた。「海水って、ホントしょっぱいんだ!」と言
った少年のような笑顔が忘れられない。翌年も一家三代で行く積りでいたが、ついに2度目の海水パンツを履くことなく、夏に入
院し秋に亡くなった。それから25年経つ・・・・。
オヤジの古い兵隊時の写真を見ると軍隊は皆褌である。越中褌が支給された。
今の自衛隊の中には右翼思想の強い隊員は褌を締めて国家安寧を願っている輩もいるという。相撲でも褌を締めたり、祭事でも尻
丸出し褌一丁で神輿を担ぐので、尻フェチの女性には喜ばしいことである。褌は女性でも履く人が増えているそうだけ
ど・・・・。
もし女の人が褌ひとつでサンバのダンサーの様に尻を揺らしてくれたら、私高齢者でも鼻血ブーだな。数年前ブラジルサンバチー
ムの踊り子がスマーク(ショッピングセンター)に来て、軽快なリズムで歩きながら店内を回った。其の時間近で見たデカイ尻に
ビックリした。
少年以下の人々も沢山いて、目線が私と一緒、レッドカードを少年の目に張り付けてやりたかった。あれは刺激が強すぎて20歳以
上の鑑賞物だった。
褌は面白いもので何でも中国大陸から文化を引き継いだのに、中国や韓国では褌文化がない。つまり褌を両国は身に着けてない
。下着文化がなかった。
’70年代Gパンの下にパンツを履いてない学友がいて「オイオイ、痛くねぇのか?」と思っ
たことがあったけど祖先はあっちだったかも?
越中褌に似たような急所を包む布を巻いて暮らすのはミクロネシア、ポリネシア等温かい土地の人々。日本も暑い夏は褌一丁で大
事な所をくるむだけだった。だから昔はケッコー
職人が上半身裸、下は褌一丁で仕事をしたり家で寛いでいた。私は戦後生まれなので(戦争を知らない子供たち)写真では見てい
るが実物は見たことがない。世の中が会社人が多く、和服から洋服に代わって行く時代に育った。今和服も持てはやされ始めた
が、褌人気も復活の兆しがある。女性に人気が出始めていると言うのだ。女相撲ではないよ、下着としての褌だよ。
画像ネット&本書より 上は海水浴前の体操の模様 下は女性用褌>
著者:井上章一「ふんどしニッポン」を参考。氏は本書で150位の写真、図案を掲載し解り易く褌の歴史を解説している。過去に
「霊柩車の歴史」や「ノスタルジックアイドル・二宮金次郎」等々ユニークな著作を購入している。着眼点が違う学者として尊宗
しており、今後もエキセントリックなテーマを取り上げて井上ファンを楽しませて欲しい。


