ブルース・ウィリス失語症で引退
ハリウッドの「なかなか死なない男(ダイハードの意)」
が失語症になって、映画界から引退すると言うニュースは悲しいものだった。それは年を取れば見掛けは衰え、言動が鈍くなるのは
承知だけど、役者はそれなりに老け役があって、命枯れるまで映画出演して行くもんだと思っていた。尤も日本は役者でもスポーツ
選手でも億万長者はいないので、老骨鞭打って仕事をする人が多い。その点アメリカでは収入の差が大きいので、
もう働かなくても食っていける蓄財が違う。年金でも貯蓄でも我々日本人とは桁外れだ。これが有能な人々にとってはアメリカンドリ
ームだが、資本主義の功罪である。貧しい者はどん底であり、宗教関係者、人権保護団体の救済失くして一日の食糧にも窮す実態
がある。
マァ~ボヤキはこんなところにして。―――私はブルース・ウィリスのファンであった。今日見たビデオの「キッド」も図書館に置いて
あったので借りて来て観た。前はテレビで放映されたのを流し見した。
驚いたのはウィリスその頃髪がフサフサ、なんと高飛車で傲慢なイメージコンサルタント役、子供を通じて段々人間性に目覚めて行
く映画。ラスは40男、8歳のラスティは純真で無垢な頃を思い返す。始めてこの映画を見た時、40男主人公の過去の幻影と見てな
かった。えっ?なんでぇ、あれは30年前のラスだったんだと予想外の展開に驚いた。それはSF猿の惑星を見た時、
自由の女神やビルの残骸が海岸渕に転んでいて、えぇ~猿の惑星って地球のことだったんだと驚いたものだった。私はブルース・ウ
ィリスを見る時
「キッド」のようなシリアス❓な役柄は思い当たらない。マクレーン刑事のようなタフガイはブルース・ウィリスしかいない。髪の毛が禿
げ上がって行くダイハードのハチャメチャ主人公しか浮かばない。あのノンストップアクション映画は不朽の名作で私が見た映画の
中でトップ10に入る。「これでもか、これでもか」次々上げる花火のように胸を締め付ける。ホント、スクリーンから目が離せない素ン
晴らしい映画であった。ダイハードの映画はいつもクリスマス・イブの日、ニューヨークからロサンゼルスに降り立った途端、事件が
起こる。
マクレーン刑事は80年代から今日までずっと私のヒーローであった。だから当時アメリカの缶ビールの空き缶を収集していたとき、
アメリカ人コレクターに洋書(3冊)やVHSテープ〈3巻〉を送って貰った。トレード空き缶と本、テープ☛信じられる?
今でも大事に取ってある。ロクスポ英語が分からないのにである。
画像左は洋書>
失語症と言うアルツハイマーがどんなに苦しい病か想像できる。でも私自身若い頃有吉佐和子女史が出版したように「恍惚の人」は
幸せ、不幸せが分からない。傍目には惨めに見えても本人は不幸の認識がない。過去にどんな栄光に輝いた人でもずっと生まれて
から下層の人でも平等に病は襲う。唯地位や有名人が掛かった時、はた目から見てその悲しみの落差は大きく,憐みもデカイ。ブ
ルース・ウィリスが失語症に掛ったと言うことは後者に当たる。SBのCMでタケコプターで出演した時
以外な登場に小躍りしたが、この時既に病は忍び寄っていたのかも知れないね。あれだけの出演で3~10億円ギャラだなんて、金
銭感覚が尋常じゃないね。SBは税金を支払わない会社だからこういう金の使い方をする所だけど、ブルース・ウィリスファンとしては
痛し痒しの数秒CMだった。ウィリスの過去のフィルムは見られても新しい映画や動画は今後見納めとなった。医学の進歩はまだ失
語症を回復できないまま。どんなに金満家でもここだけはまだ平等である。
画像:3本ともアメリカ製VHSテープ
でもキッドみたいな子供の映画は狡い。子供の映画は我々に取って郷愁を誘い面白い。涙がチョチョギレる。映画はバック・ツァ・
ザ・フィーチャーのように過去現在未来は見えても、俳優ブルース・ウィルスの未来がこうなっているとは予測不可能であったろう。い
い意味で恋人のエイミーが言う「子供時代とオンラインで繋がっているなんてサイコー」人生はこう生きたいね>
ダイハードマンと言われる世界で一番不幸と言われる男は
休暇でクリスマスイブに成ると事件に巻き込まれる運命にある。
職業柄刑事であるから「悪」に対して黙って見過ごすことが出来ない。それは子供が一人取り残されて空巣と戦う「ホームアローン」
(1990年作品)
ケビン少年とは違う。けれどビバリーヒルズ❔に住むだろうブルース・ウィリスが現実に1人クリスマスイブに取り残されて、そこに空
巣が入ってきたらどうだろうか?
その空巣と戦ってアルツハイマーから目覚めるなんて、パロディ映画はどうだ❣そして正気に戻ったら「キモサべ!」
何て絶叫しそうなんだけどな。原作初っ端はリーランド刑事(小説)
第二作はマローン(小説)三作になってやっとジョン・マクレーン「殺しても死なない刑事」の異名をとる。映画の4作5作はマクレーン
刑事となる。最初は「いつまでも続くものではない」
Nothing Lasts Foreverと言うタイトルで本を出した作家ロデリック・ソープも驚いていることだろう。


