懐かしい!母親のノリ弁当

 

最近コンビニの「ノリ弁当」が人気と言うので、夫婦でランチすることにした。一番人気はローソン、行って見たら売り切れ!

 

近くのセブンイレブンに行ってみた、矢張り売り切れ!

 

しょうがないのでHottoMotoo330円にした。ここは間違いなく売り切れがない。

 

御飯の上に昆布の佃煮、鰹節、その下に海苔が敷き詰められている。

白身の魚フライ、ちくわの天麩羅、きんぴらごぼう、沢庵が添えられ

スパイスとしてソースか醤油が選べる。

 

私はコンビニで弁当と言うとノリ弁当など買ったことがない。同じくホットモットで弁当と言ったら、唐揚げ弁当しか食べたことがなかっ

 

た。それが鬼のかく乱、何故「ノリ弁当」を食べる気になったのか。それは310日母親の誕生日、夢に母親が出て来た、何も語らず

 

何も聞かず唯微笑むだけ。万が一こっちにおいでと言われも、まだ早いからこっちにいるよと答えただろうが、母親は200558

 

に亡くなっていた。もし生きていれば99歳、白寿である。この日は流石に忘れていた朝のお線香を上げた。又「そろそろ、おいで!」

 

と誘われても希望に添えないからである。まだまだ娑婆に未練タラタラであるからね。

 

其の時うつろうつろに寝床で思ったのだが、母親の作ってくれたノリ弁当は旨かったなと言うのがよぎった。供養になるならノリ弁当

 

を食ってみよう!家は当時母親が食堂を経営していて年中無休、夜も飲み屋形式に官庁関係の人々が来店していた。

 

私は高校時代、その殆どをおふくろの味として「ノリ弁当」を作って貰っていた。(まだ冷凍食品が普及してなかった)野球部に所属し

 

ていたので腹一杯食わせようとデカ弁にギッシリ二段海苔を敷き詰め、醤油をかけ、卵焼きの定番弁当。

 

’60年代日本は高度成長期で食卓はまだ豊かではなかった。

 

其の弁当を2時間目や3時間目で食ってしまい、昼は購買でパンを買った。何故なら野球部の下級生は昼休みにトンボと言う、グラ

 

ンドの土を成らす作業をしなければならなかった。それぞれが自分のやりたいポジションの周り、水を入れ地ならし、小石を拾う、毎

 

日の日課でノリ弁当を早弁しなければならなかったのである。休み時間に私が弁当を食い始めるとよく級友が食べる姿を見に来た。

 

食べ方が豪快で見ているだけで腹がいっぱいになると言う。私がB級グルメとしてラーメンやヤキトリ、焼きそばやおでんが大好きな

 

のは

 

おふくろの味として舌や脳が母親を忘れないように深くインプットしているからである。

画像HottoMotooのメニュー