『富士山の噴火』
長年科学雑誌NEWTONのモニターをしているが、半年ごとの御祝儀、当社発行の出版本が届いた。今回は「富士山噴火と巨大カル
デラの噴火」なんと悍ましいタイトルの特集本だった。
一週間前の夜、千葉を震源地とする地震で揺れた。M5~6だったかな?之が何回か重なって来ると、ズドン❣と言う又プレートのず
れが起きる。日本列島は南からフィリピン・プレート、東側から太平洋プレート、北からユーラシアプレートでグイグイ圧迫されて、盛
り上がったような陸地で、その接点が伊豆半島に当たる。
つまり日本の象徴・富士山が高嶺であると言うことは、この3点のプレートがグイグイせめぎ合って、上へ上へと押し上げ高くなった
山(3776m)とも言える。だから静岡周辺で地震がたびたび起こると、富士山の地下で300年間も眠っていたマグマが何らかの作用
で吹き出す危険に満ちて来ると言えなくもない。今まで100年間に一度の割でガス抜きを繰り返してきた高い山がその3倍、吹き出し
たいマグマを蓄えていると言うことになる。これは由々しき問題である。
富士山は何らかの抗力でいつ爆発噴火してもおかしくない状況下にある。今年17年ぶりに富士山ハザードマップが改訂されたと言う
が、其れも担当行政がそれぞれ学者の知恵を総合して考慮した物だろうと窺われる。貞観(864年)の大爆発でも宝永(1707年)の
大噴火でも中央口から噴き出していない。登頂部右下の山腹と言うか、その周辺での噴火が多い。そして注意することは数年以内
に地震に揺れていると地下の女神が揺り起こされて、目覚めて噴火が起こる。
2011年3.11東北地方で大地震があった時、もしや富士山噴火が誘発されるのでは‥‥。と多くの火山学者が畏怖したが、その災難
は回避できた。しかし多くの学者によれば2040年以内には、そろそろ眠っている富士山でも噴火するだろうと危惧している。
画像>モクモクっと上がる噴煙。山の神はお怒りなさる
画像>桜島の噴火で稲妻が起る。火山雷と言うんだそうだ。2010年噴火。近くに阿蘇山もあるしな。
画像>巨大噴火は4つ余りの脅威を引き起こす。2014年御嶽山は突如噴火、甚大な被害を及ぼした。予告もない突発起きた噴火だった。
噴火が起きると怖いのはまず噴石が四方八方へ飛び散る。
2~4km位迄は飛んでいく。次に溶岩流が流れ出す。火口からドロドロとした火の海が下へ向かってゆっくり流れ落ちる。過去の富士
山の噴火から言うと東南方面(静岡側)へ流れやすいので、新幹線や東名高速道路は完全麻痺する。間違って中央火口から大爆
発すれば
富士山の高さと美しさは完全に失われる。
いずれ富士山は噴火するにしても、私が生きている間では霊峰富士山、美形富士山の姿が見られなくなるのは残念だ。
そして周りの物を取り込んで火砕流が発生する。
このスピードは時速100km温度500℃以上であっという間に近くの町や逃げ遅れた人々に襲い掛かる。しかもこれで終わったわけで
はなく、一番厄介なのが火山灰。太陽の光を遮り、かなり広範囲に渡って降り積もる。交通は麻痺し、野菜は育たず、人間の呼吸器
にも災いを呼ぶ。これが長期間空と陸地を覆う。
日本列島は地震と火山爆発の繰り返しで出来た陸地だから、災厄だけでなく温泉とか水の豊富さとか自然の恵みにも長けた島国で
ある。
避けて通れないウイルス同様、忌み嫌うことなく共存共栄して行かねばならぬ存在である。人間の知恵には限界がある。振り払えな
い脅威なら神経を摺り降らすことなく、共生して行けばいいと解釈することである。私に取り憑いている癌ともそのように接している。
人間避けて通れない道は多くある。事前に心の準備と噴火の知識、災害グッズの用意は必須であろう。
余りマスコミも購買力を煽って、噴火恐怖を助長しないよう軽度の報道をお願いしたい。



