――上野神話を彩る三女神――オンライン講演

 

 

 

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コロナ禍衰退して来ている御時世であるが、生まれて初めてオンライン講演を聞いた。佐藤の喜久ちゃんこと(木久扇師匠の親

 

戚?)

 

喜久一郎先生。タイトルは同上で記した。三女神とは渕名姫、赤城姫、榛名姫である。時間は大体直接講演と同じ位だが、90分拘

 

束されるより椅子から立ったり座ったり、手足も自由に伸ばせるし、声も出せるので、会場で聴取するより、体が楽だったのが本

 

音!トイレに行く時はPCを一時停止できるしね。

 

―――さて講演内容だが、3人の姫(渕名姫、赤城姫、榛名姫)の悲劇を描く「神道集」の中にある2つの話。『上野国勢多郡鎮守赤

 

城大明神事』『上野国第三宮伊香保大明神事』高野辺大将家成には3人の娘と一人の息子がいたが、奥方が亡くなったため、信州

 

から継母がやって来た。やがて継母に子が出来ると跡継ぎ候補の4人の子が邪魔になる。渕名姫が川に沈められるが赤城姫と榛

 

名姫を取り逃がす。

 

ここに上野三碑(多胡碑、金井沢碑、山上碑)などでも大いに関連する羊太夫が登場し、残された息子の高野辺中納言にことの真

 

相を告げる。息子は渕名姫の仇は取るのだが、赤城姫はすでに沼に沈み神になっていた赤城神社の由来。伊香保姫も同様、沼

 

で神に変身していた榛名神社の由来。

 

こういう神話のような話作りは上州に限らず、日本全国に似たような話は多い。古い上州の2つの神社の確執が垣間見える。

 

登場している羊太夫の話だが、今は学者が率直に言うようになって渡来した羊太夫は馬を扱うし、絹織物だってたくさん作れる機織

 

りを持っているし、更に銅銭さえ作る技術がある。優れた人物と分かれば一之宮とて赤城神社から貫前神社へ譲るし(羊太夫の信

 

仰対象なので)、長くこの地に居てくれよと言うことになる。それが大和方面から流れて来て、やがて上野国を統治する一大勢力に

 

成長する.秦集団の起こりだ。

 

そして権力が甚大になって来ると大和中央集権の方は危機感から「ちょっとな、やり過ぎなんだよな」討伐隊が派遣されてやって来

 

る。秦&羊太夫は歴史の中から抹殺しかかる。しかし多胡碑の表示や神話のような語り草で後世知ることになる・・・・・。

 

上州に住んでいて、上州の歴史を知らぬのはまずい。そう思って聞いては見たけれど脳内に上州の歴史の蓄積も教養もないから、

 

何を話しているのかチンプンカンプン。昔の資料とて殆ど写本ばかりで都合良く書き換えてあるし、学者は推測するしか手立てがな

 

い。

 

土を掘る考古学同様民俗学も小説風に捉えるしかない学問と心得よと言うことになる。頭が重く、痛くなる前にここで筆をおく。あ~

 

ぁ、すっきりした。

 

 

 

動画紙芝居・羊太夫>

 

ここに20192月わがYahooBlogの講演記事をUPしていたので掲載して置きます、何かの参考になれば・・・・・・。