『2021 正倉院展 奈良国立博物館』

 

毎年秋、奈良で開催される天皇の至宝「正倉院展」が10/30から始まる。今年も一般庶民には高嶺の花、古き輝く宝物が60点余り

 

展示される。ここにネットで許される範囲の展示物を5点ばかり、UPする。今年2021の目玉宝物を一瞥すれば、コロナウイルスの

 

伝染危惧や高額で遠方(関東から)にリスク持ちで奈良にまで出向かなくても、右目の保養、左目の栄養にはきっとなるぞよ!では

 

しっかりかしずいて見よ!頭が高い!両目上目使いでチラッと天子を見る如く拝見するように――――

 

画像>螺鈿紫檀阮咸

聖武天皇の遺愛品。4絃琵琶

画像>花鳥背八角鏡

国家珍宝帳に記載された鏡の一つ。鎌倉時代盗難にあい大破したが、

明治27年(1894年)修理。

画像>白瑠璃高杯

透明ガラスの高杯。天平勝宝4年(752年)4/9大仏開眼絵に奉納された。

画像>漆金薄絵盤

蓮華形の香炉台、オシドリ、獅子、迦陵頻伽が描かれている。

画像>青班石硯

六角、大仏開眼絵唯一の硯。翌年753年筆・紙・この硯が東大寺に奉納された。

 

画像>2019年正倉院展示の模様 DVDカバー

 

ここでは敢えて2年前の展示物は紹介しないが、この時

 

騒然とするような事実が発覚した。それは正倉院に収納されている

 

9000点余りの宝物は大部分がシルクロード~ペルシャ~中国(唐)から届けられた貢物と思われて来た。しかしこの年NHK8Kカメ

 

ラで2年余り調査した結果、驚くべき新事実は分かった。

 

それは9000点余りの9割は日本の匠が制作していたと言う調査結果だった。顔料等全ての材料は日本でしかないものだった。

 

そんなに頻繁に時の権力者が使者に貢物を渡した訳もなく,唐の方から年中宝物を贈ってくれた訳はない。正倉院の膨大な宝物は

 

大勢の日本(倭国)の職人によって生み出された工芸品だったのである。

 

勿論唐の傑作工芸をアレンジ、見様見真似で制作したのだ。

 

こんなに沢山作らせた聖武天皇の思惑とは如何に?

 

矢張り権力の誇示、国土の統制が目的。それに地上に起こる天変地異や疫病の流行は時の権力者に人徳がないから発生すると

 

当時信じられていた。だから天に神に?祈願する意味からも沢山の宝物を作り捧げて助けて貰うと言う意図があったのかもしれな

 

い。

 

無知の蛮国のように処女を生贄にして祈願するより、人道的だった訳ですね。753年の奈良大仏開眼絵には沢山の宝物が並べられ

 

たと言う。因みに宝物をしまう場所を聖武天皇亡きあと、新たに正倉院を作り格納されたのが妃・光明皇后であると言われている。

 

画像>正倉院

 

正倉はわが町伊勢崎でも跡地が平成17年頃発見された。昔正倉とは米や穀物などを保管していた建物である。それを正倉院にし

 

てでかく、立派に建てたのが奈良東大寺の正倉院と思われる。上野国佐位郡正倉跡は国指定史跡・710世紀に使われた施設、

 

八角倉庫跡は全国でも珍しい。