『裁判傍聴記』
始めにお断りしておきますが、残念ながら東京地裁の河合元法相の実刑判決を傍聴して来たのではありません。
—―久しぶりに刑事裁判を傍聴して見ようと思った。過去に数回前橋地裁に来ているが、一番最初に聴いたのは2010年だった。
前年から裁判員裁判が発足し、いつ、如何なる時、誰に裁判員として出廷せよと赤紙?が来るか分からない。一度でも裁判とはどう
いうものなのか、この目で見てみようと思った。自分が被告人でもないのに始めて入廷するとすこぶる緊張したものだ。金属探知機
の中を潜って、チャカ(拳銃のこと)を所有しているか迄、10年前はチェックされた。今日なんか傍聴したらマスクも体温のチェックな
し。
所持品検査も無ければ、メモ紙やボールペンまで持ち込んでいいことになっていた。10年前はメモも出来ないから頭に裁判内容を
叩きこんでおき、早速家に帰って経過を思い出してはブログに綴ったものだった。
画像:前橋地裁>
裁判も一法廷で一公判ではなく、一日一法廷3~4裁定する。
そんな時代を反映してか被告人に外人が今日は二人審理を受けた。共にベトナム人で、如何に群馬ではこの国の人達が多く入り込
んでいるかが分かる。二年越しのコロナ禍、お金も稼げず、母国へも帰れず、貧すれば鈍するで犯罪に関わってしまう。日本で暮ら
す外国人の悲鳴が聞こえる。今全国の地裁は破綻する日本の縮図である。
日本人の中には生活に困って金もない、家もない、唯一両方ある所ムショで再犯しては入出を繰り返すお年寄りが増えていると聞
く。
ホント、日本はどうなっちゃうんだろう?20~30年前皆中流意識で生きていたのが今や経済格差はひどいもんである。ドン底と天辺
の差が地球火星間くらいある。嘆かわしいことである。このまま行くと人口減は自明の理だし、近い将来資本主義の崩壊も予想され
て不思議でなくなるね。その隙を狙って蛮国が侵略を窺ってきますよね。
その頃私は夜空の星になってうっすら輝いていますけども・・・・。
画像<♪バラが咲いた、バラが散ったのメロディで歌うと現実感が・・・・>
前置きが長くなりましたが、いよいよ開廷いたします!
10:00第一法廷 被告人「ワダス・ワル・イコ=(仮名)」
出入国管理及び難民認定法違反、道路法違反。
女裁判長入廷、全員起立、礼、着席。被告人は1997年生まれベトナム人。通訳あり。2016年日本に勉強と金稼ぎに来た。勿論出国
の為借金して香港経由で来日した。鉄筋組立仕事に2年従事したが、暴言やピンハネに嫌気差して職場より逃走。技能実習生とし
てきたが暫く無職。母国の母への送金も途絶えた。車を購入し、無免許で運転し、彼女を太田から前橋まで送迎すること約2年、コ
ンビニに止めた時店内に車両を飛び込ませ、逮捕。逃げなかった。昨年入管手続きをしてベトナムへ帰ろうとしたが、コロナで母国
側が受け入れ拒否。
冒頭で記した罪業となった。弁護人は執行猶予を望み、やがて強制出国される可能性が高い。
2つ目の公判。13:30 第4法廷 被告人「ワダス・ワルク・ナイ=(仮名)」罪名―住居侵入・暴行・強要。
私が傍聴で入廷すると被告人の女性と二人の男女警官はすでに被告人席にいた。被告人は伊勢崎に住む1978年生まれベトナム
人であった。自動車部品会社に勤めながら同国の人々に金を多く貸す親切?な人であった。検察官が高利貸しで利息を取っていた
のか?と質問され、元金だけで利息は取ってないと証言。20人ばかりに貸した金をケータイで記録していて「20M」とあるのは20万円
貸したと言う意味。殆どの人は一週間で返したが、250万円貸した同国人は?一向に返さないので、二人の男を連れて借金取り立
てに向かった。
金が受け取れないので借用書を書かせようと、ここでちょっと小競り合い起こる。金を返さない人を殴る、その子(日本名の女の子、
父親は日本人かも?)の手を引っ張って金を返さないのならこの子を殺すと恐喝めいたことを言った。多分ここでパトカーが入り、逮
捕に至ったのかもしれない。金は250万円の他に被告人の叔母からも150万円借りていて、トータル400万円の支払いを求めて、夜
同じ伊勢崎山王のアパートを来襲した。返さないのもいい玉だが、よくマァ支払いの悪い人にここまで貸したものか。検察官は厳重
処罰を求め、懲役一年妥当と論述したが弁護側は執行猶予つきを口述して閉廷した。来月には判決が下りる。今は非常に早くケリ
がつく。二人のベトナム人は2カ月は留置場に留められているので、日本の印象が如何ばかりかと懸念する。伊勢崎で昨年だかベト
ナム人グループが豚や野菜を盗んで農家の人に甚大な被害をもたらしたが、犯罪をしなければならないほど切羽詰まった状態にな
るまで落ち込んだ外国人に何か手助けになるアイデアはないものか?
動画:阿曽山大噴火>
2010頃ラジオでこのお笑い芸人の裁判傍聴話を聞いた。面白可笑しく裁判長や被告人の特徴をギャグっていた。何だか複雑な心境
で聴いていた。今お笑い芸人はおさかなちゃんから家電やグルメのスペシャリストはお笑い芸人から世に出るのが常識になった、昔
は女はすぐ脱げば著名になり男は武勇伝があれば事足りた。でも今はこれだよ、高学歴と特殊技能、知識豊富なお笑い芸人。あな
たもやればできる!(高岸が言っているね)


