チビ マルコポーロ「東方見聞録」コミックを読む

 

マルコポーロは17歳の時、ベネチア商人の父親ニコロと叔父に連れられて中国へ渡った。時に中国大陸は元が支配するモンゴル

 

大国。

 

王様「フビライ・ハン」に子供❓のチビマルコ・ポーロは気に入られ、アジア諸国を旅しながら見聞した面白い話を帰って伝える用命

 

を受けた。ちびまる子とはタッタ、タラリラ、ピーヒャラ

 

で言い過ぎだが、この17年の中国生活をベネチアに戻った時、入れられた牢獄で作家ルスチアーノに語ったことが、本になって世界

 

に流布したと言われる。つまり私が子供の時、東方見聞録はマルコポーロが旅して書いたものだと思っていた。黄金の国ジパングも

 

見聞した旅行記だと思っていた。然し真実は口述した作家がマルコに代わって書いたものであり、大分荒唐無稽な内容で、コロンブ

 

ス等後々冒険者が航海する時、大いに参考にしたと言うが、帰国直後マルコの話を聞いたベネチア市民は法螺吹きで夢想家の世

 

迷言としか聞かなかったとか。

 

中国に長くいた割に当本には万里の長城や貨幣のことなど一つも記述がなく、マルコポーロは実在した人物ではなく、東方見聞録を

 

書いた作家ルスチアーノが架空の人物を想定して出版した旅行記とも言われた。ジパングは中国大陸から1500カイリ(約2500km

 

にある大きな島とあるが、そのままをコロンブスは信じて航海したらアメリカ大陸に到着した。コロンブスはまさかジパングだと思わな

 

かったが、ずっとそこがインドであると信じ込んでいた。でも東方見聞録では元〈げん〉フビライの軍事力が強く、東の果てに屋根も部

 

屋も黄金尽しの国があると言う情報から元寇がジパング乗っ取りを図って来襲する。12741281年二度の襲来はちゃんと東方見聞

 

録に書かれているので、大事件だけは誰もが知っていたようだ。いずれにしてもチビマルコいやマルコポーロはイタリアのお札の肖

 

像画にもなっているから、きっと実在したのだろう。

        

画像1000リラ紙幣>

 

ベネチアに戻ってマルコのことは「ミリオン」と呼ばれたようだ。すなわちベネチア人は金持ちのことをこう呼ぶ歴史があったようだ。

 

シルクロードで商売成功の証しだろうか?でもマルコは東アジアを隈なくつぶさに見聞したのだろうか?その口述だけで本がまとまっ

 

たとは到底思えない。ルスチアーノの想像力、筆力、作家魂が過熱して面白おかしく、更に各国に翻訳される過程で、改変、尾鰭が

 

ついて夢のような物語が流布していったようだ。墓場のさくらももこさんもマルコポーロもきっと驚いていることだろう。

画像伊勢崎木ノ下公園でも世界が見える!足のツボ押しがサイコーである。

画像ほらここにジパングを見っけ!

 

 

<参考>世界の歴史4 漫画版 集英社文庫