ワクチン接種?カミユの「ペスト」をコミックで読む

 

愈々日本でも医療従事者からワクチンの接種が始まった。

 

氷点下75冷蔵保存のワクチンを医療機関や体育館等で投与するのだから大変な作業である。

 

呉々も粗相のないよう粛々と皆さまが免疫力を付けて、コロナウイルスの絶滅を付けた体力保持を期待する。マァ~天然痘のように

 

絶滅は無理だから

 

せめて終息する方向へ進んで行くことをお祈りする。

 

今回読んだコミックの「ペスト」は‛50年代にノーベル文学賞を受賞したアルベール・カミユの不条理小説である。世界でパンデミック

 

が勃発すると決まってカミユの「ペスト」がもてはやされる。この物語はフランス領のアルジェリアのオランと言う港町で起こった災厄

 

を綴っている。

 

或る日オランの町には路のそこここ、家の台所等でネズミの死体が続出した。最初は悪ガキの仕業と思っていたが、それはやがて

 

人にも重症患者が出始めた。町の医師リュー(主人公)は病状が悪く急変する患者の診療に当たって、これは尋常な病でない大変

 

な流行病であることに気付く。

 

中国の武漢ではコロナ患者の存在を早く知り、ネット等で警告した医師が当局に弾圧され、やがてコロナ患者として亡くなられた事

 

実があるが、滅多起きない珍病奇病は最初言い出すのに大変な勇気を要す。コミックの主人公リューも自治体やマスコミに警告・注

 

意勧告するが、ホントに「ペストなのか?」と及び腰である。

画像本>

 

今度日本人がファイザー製のワクチンを今年6月迄に全国民無料で2回、痛い筋肉注射される訳だが、ワクチンとは何ぞや?

 

小さいボクちんからお年寄りのバカちん(武田鉄矢が良く言う)

 

迄全てブスッと注射針される。ワクチンはラテン語で牛を意味するそうだ。今年日本の干支が「牛」なので、ついでに覚えておこうと思

 

ったのだが、18世紀天然痘の免疫として考え出されたのが牛痘。

 

北里柴三郎博士かと思ったらイギリスのジェンナー医師が考案した。

 

ヨーロッパで何回も起こるペストはやがていつの間にか終息していったようで、特別免疫力を付けるワクチンを接種したからではなさ

 

そう。ネズミにたかっていた蚤が人に移すと北里博士が解析したから蚤の駆除でも本格的にやったせいかも?

 

いずれにしてもヨーロッパを席捲したペストは終息した。

画像カミユ>カミユは自動車事故で亡くなった。著名人が亡くなるとすぐ暗殺説が浮上する。カミユの場合助手席だったので「否」と

 

思うが、ダイアナ妃も助手席だった?

 

 

 

このコミックを読んでいてやはり気になるのは、私等西洋宗教に馴染みがないので、こういう大きな疫病が流行すると、決まって聖職

 

者が壇上に立って市民に呼び掛ける。「これは神の天罰が下された!」日々の怠惰な生活を悔い改めよ!すれば疫病は速やかに

 

立ち去ると・・・・・。しかし現実は極悪人は疫病にならず飄々と生き延び、何の罪も凶悪なことさえしていない善良な市民とか弱い子

 

供たちが疫病の犠牲となって死んで行く。信仰者たちは祈る。「どうか神の御加護を・・・・」パンデミックに戦争に自然災害に神の力

 

は無か?

 

いや、神が仕出かしているのか?

 

アジアに置き換えて仏の力はどうだ?このコミック「ペスト」に登場するパヌール神父もペストに感染して治療も受けず、言わば厳か

 

に信仰死した。日本の戦後、ヤミ米違法な時代。人は配給米だけでは少なすぎて生きて行けなかった。その時山口判事は「闇米は

 

違法、禁ずるも悪法」と言いつつ配給米だけで餓死して亡くなられた。つまりは法を作った人でも闇米を食って法の番人たちは生き

 

延びたと言うことである。ワクチンに寄って死者や重症者が減少することをカミに代わってお祈り申し上げる。カミユもワクチンに寄っ

 

てコロナが終息することを天国で祈っているだろう。