愛の経典カーマ・スートラ・コミックを読む

 

カーマ・スートラと聞いただけで、犬の条件反射のように鼻の下がビロ~ンと延びる爺様、流す涎が止まらない婆様、若いお年寄りも

 

多かろう。然しインドの性典と言われる「カーマ・スートラ」は

 

その人類最大の関心だけを述べた書物ではなかった。

 

世俗が喜ぶ性愛だけを綴ったニンマリ書物かと思ったら大間違い。

 

この書物は約3世紀から5世紀頃、マッラナーガ・ヴァ―ツア―ヤナ、バラモン教の学者が著者の真面目な学術書だった。その昔か

 

ら長すぎるのでコンパクトに著者が社会的に関心ある所だけをまとめた。元々お堅いお国柄のインドでは性についてはタブー視する

 

傾向にあった。尤もそれは20世紀初頭まで世界各国共通するものだったが…‥。本書は少年時代に「アルタ」(利)を身につけ、青

 

年時代に「カーマ」(愛)を老年時代には「ダルマ」(法)の3本立てを説いた人生哲学書みたいなものだった。インド人は吃驚!する

 

ほどお金に細かく、営業向きの人が多いのはそう言う教えが代々伝わっているからだろう。今もインド人はカーマ・スートラを読み、

 

世界遺産(1986)カジュラホの寺院に四十八手の彫刻を観光に行っているんだろうね。

 

私もインドが近かったなら性愛ポーズの彫刻を見て見たい好色爺現役である。古稀になれば枯れてしまうべき泉も生涯一滴の滴り

 

さえ、なくして成るかと無駄な抵抗を続けている。群馬には同じような形態として道端に多数道祖神があるが、リアルで大乱交のカジ

 

ュラホの比ではない。カーマ・スートラの大部分は性愛の流儀説明であるが、面白いことが書いてあって、口説いていい女とそうでな

 

い女の区別も書かれている。処女との接し方、妻妾と同家庭で上手くやって行く心得、人妻と如何に楽しむか、遊女に本気になって

 

はいけない…等々

 

現代でも男尊女卑が著しく経済を圧迫している向きもあるインドだが、どの国でも長老が若者に手ほどきするノウハウ書は太古の昔

 

からあったのだな。

 

 

ではお待ちかね本書第二篇「性交のお話」ここで偏愛なお話になるが愛の表現として行為中爪を立てる、歯で噛むことをやるべきと

 

記している。何か動物的で刺激になるかも?

 

其れも付けた爪痕に名前がついていて線状、虎の爪、孔雀の足、ウサギの跳躍、蓮の葉などがあると書いている。私の友人に20

 

前東欧諸国に赴任した人がいて、(1989年ベルリンの壁崩壊、東欧諸国等にも自由と独立の嵐が吹きまくった)ハンガリーだったか

 

ブルガリアだか忘れてしまったが、その国で恋人が出来てその女性が背中に爪を立てるので気になってしょうがないと嘆いていた。

 

恋人にとっては究極の愛だったのだが,御国変われば文化も変わる行為は万国共通でも痛い背中は傷だらけだったとか。

 

インドカーマ・スートラ性の教えが東欧にまで浸透していたとはね。尤も東欧の彼女がインド系の女性だったのか聞き忘れた

 

が‥‥。

 

もう一つの寝技、歯で肩を噛むことはされなかったようだが、この友人はこっちの歯型がお好みであったのかもしれない。

 

日本でもひょっとしたらそういうアブノーマルな愛がお好みかも知れない女性歌手がこんな歌を昔歌っていた♪「カーマスートラの伝

 

説」

 

この方は「黄砂に吹かれて」なんてPM25同様とんでもない異物が飛んでくる北の国の歌も歌ってましたっけ!