夏はアドベンチャーなVenturesを聴こう!

 

ベンチャーズのエレキサウンドを聴いたのは中学生の時だった。1960年代である.まだ日本は戦後復興から経済は立ち上がり途

 

上、テケテケケ~~~♪電気を通してがなり立てる凄まじいサウンズは

 

早速若者の気分を有頂天にさせた。近所の豆腐屋のバカ息子の家からこのエレキギターが大音響で木霊して、うるさくて大問題に

 

なった。テレビでも加山雄三(入院加療中、回復を祈ってます)や寺内タケシが軽快にエレキギターを弾いた。エレキの若大将何て映画も中学で見に行かせた(割引券

 

発行)。私がベンチャーズを知り、カセットテープに録音するようになったのは1970年代に入った頃だろう。ハンドル付きのカセットデ

 

ッキが販売され、アーティストのカセットテープも買ったが、殆どがFMラジオ(NHKFM東京)から録音したものばかりであった。テー

 

プはだんだん増えて行き、ベンチャーズのライブ盤音源は2020年になっても大事に取ってある。久しぶりにカセットテープで聴いた

 

が、音質は落ちるものの70年代の香りがまどろんで懐かしい。あの頃から日本人の心を虜にして、ずっと来日し続ける外国アーティ

 

ストはベンチャーズとニニ・ロッソ(トランペット)位なもんだろう.アダモも同じように年一度来日していたが、近年高齢の為取り止め

 

たようである。グループの演奏家の強みはサウンズはさして変わらないが、メンバーを変えて営業できる利点である。私も細かくメン

 

バーの誰々は知らないが曲名だけは沢山知っている「パイプライン」「ダイヤモンドヘッド」「キャラバン」「アパッチ」「10番街の殺人」

 

「ウォークドントラン」それに日本人が歌ってヒットした「二人の銀座」「さすらいのギター」「京都の恋」「北国の青い空」「雨の御堂

 

筋」・・・・等々。ベンチャーズの曲は日本人のハートにキ~ンと鳴り響くものがあった。ベンチャーズのグループも何か大和心と通じ

 

るものがあったのか、日本公演だけは毎年来てくれ、大都市のみならず小都市を回る外国アーティストは世界広しと言えどベンチャ

 

ーズだけである。日本に棲み込んでいるのではないかと言う憶測も流れた。だから日本ではその芸能実績により「旭日小綬章」を受

 

けている。又アメリカ本国でもロック殿堂入りしている、我々団塊の世代にとってエレキサウンドは神様仏様ベンチャーズ様なのであ

 

る。

 

 

 

ベンチャーズ結成60年を祝して上記アルバムが発売された。

 

国内地方巡業は昭和3040年、荷物運びは大変だった。列車、バス、車に衣装や演奏器材、楽器等その運ぶ姿を今年亡くなられ

 

たドリフターズで下積みした志村けん氏の話とビデオがあった。例え外国ミュージシャンであってもベンチャーズの面々も少なから

 

ず、演奏移動には御苦労があったと思う。でも日本では演奏に行かなかったところがない位、ベンチャーズは日本のファンを大事に

 

していた。私はベンチャーズの演奏をステージで聴いたことはないが、前橋や伊勢崎に来るパンフを毎年見ていた。今年はコロナ禍

 

の中来る筈になっていたが、どうなったろう?アメリカでは詩のない音楽はあまり流行らないと言う伝説があるが、日本では詞はなく

 

ても軽快なウキウキサウンズなら長きに亘って、指示する信者のような愛好家がゾクゾク連なって応援する。お互いに相思相愛めで

 

たしめでたし!