ロックンロールの祖・リトル・リチャードを悼む

 

抜群の超ピアノ演奏と奇声で有名なロックンローラー

 

リトル・リチャードが亡くなった。オネェ言葉で『お黙り‼』

 

が口癖の面白いジィーさんが87歳で世を去った。

 

リトル・リチャードの演奏や歌を始めて聴いたのはPCを導入してからである。アメリカで有名で日本でも知

 

っているファンがいたろうが、洋楽、特にロックンロールと言うのは若年の頃(昭和)

 

殆ど不良の音楽と洗脳されていて、聴く機会がなかった。

 

エルビス・プレスリーの歌がいいなと感じ始めたのが、20歳過ぎだったから、ジャズやロックは奥手で苦手な

 

分野だった。私はグンマ―で育ち、身の回りにも楽器を奏でる奴なんて皆無だった。

 

音楽不毛地帯で少年期を過ごしたことになる。それでも世はシンガーソングライターの時代に入る。加山雄三

 

氏や荒木一郎氏等が自分で作った歌を歌い出す歌謡曲文化が花咲き始めた。私メも親父にギターを買って貰

 

い、高校時代作詞・作曲し始めた。しかし音楽的素養もセンスもなく、仲間でやろうにも、音楽に興味を持た

 

ぬ郷土性は如何ともしがたく、自分の曲をカセットに吹き込んで幾つかのレコード会社に送ったが、唯一返事

 

とテープを返却してくれたのはクラウン・レコードだけだった。こういう私等みたいな不謹慎な輩は沢山あの

 

当時いたと思う。それでも馬鹿な若輩者にキチンと礼儀を果たしてくれたのはクラウンだけだった。兎に角若

 

い頃は何でも暴走しがちで、才能もないのに歌手になれるかも?俳優になれるか?シナリオライター

 

に‥‥‥???色々単独で活動して見たが、長続きせず気が付けば一介のサラリーマンとして職務は完了し、

 

おまけの年金人生をこうして遺書代わりにblogしている。若い頃もう少し何事にも情熱的に実行していれば、

 

夢にニアミス接近も可能だったかも?

 

 

こう言う爆発的に自己PRにパフォーマンス派手なリトル・リチャードの存在を早く知っていたら、もう少し

 

計算的に違った挑戦の仕方を見習えたのに‥‥、返す返すも残念である。女性へのアプローチの仕方も事前の

 

リサーチもなく、いきなり衝動的にアタックするものだから、良く断られたことしばしば。老年までに学んだ

 

人智・経験で事に臨めば、仕事も恋愛も完璧に成就したものを、遅かりし由良助である。人生50年になって知

 

ったリトル・リチャードはPC上から(YOU TUBE)からしか見聴きしたことがないが、革命的な演奏・歌唱であ

 

る。馬鹿陽気で繊細でちょっぴりオカマ風で楽しいアーティストだ。薬害や病で夭折するミュージシャンが多

 

いアメリカで、よくぞ長生きしてくれはった!リトル・リチャードの天使の歌声は永遠である。

 

 

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