今日から4月。
本来なら、希望に満ちあふれる春。
しかし、休校が延長され、
今年受験生となる人は
不安もあるかと思います。
参考になるかどうか、
わからないけど、
娘が高校3年生となるちょうど1年前の話をします。
2019年春の話です。
(私立文系・英国社。※日本史選択)
娘が本格的に日本史を始めたのは、
高校2年生の終わりに差し掛かる
3月1日からです。
ちょうど1年前の今頃4月も
日々是日本史!!!
の毎日でした。
日本史以外に英語だけは、
毎日必ず音読していました。
それまでも、学校で、
日本史Bの授業は受けていましたが、
日本史研究を選択しても、
どうみても、学校の授業だけで、
近現代までは終わらない。
(地域トップの進学校でもです!)
夏休み、補講があったりはしましたが、
入試に間に合わせるのは難しい。
日本史は各々進めている
雰囲気もあったので、
うちもそうしました。
それまでの娘は、
英語の勉強にかなりの時間をさいていて、
日本史は、学校の授業範囲以外手つかず。
小中学校レベルの知識しかありません。
そこで、3/1~GW明けまで、
集中して日本史に
取り組むことにしました。
予定では、
3/1~GW明けまで
とにかく通史をひと通りやる。
細かいことはさておき、
覚えていようがいまいが先に進み、
とりあえず日本史全体に手をつける。
GW明け~夏休み前
【スピードマスター(山川出版社)】と
【センターへの道(山川出版社)】をやる。
紙に用語を漢字で書けるようにする。
実際【スピマス】は何周も繰り返した。
夏休み
センター過去問をやる。
実際、夏休みは、
毎日2年~3年分やってました。
(夏休みの話はまた別の機会に。)
秋~
志望校の過去問を解きながら、
それまでやってきたメンテナンス。
資料問題と文化史、外交史など、
分野にわけて見ていく。
だいたい、
こんな流れを娘と一緒に作り、
流れの一覧表をノートに書いて、
日本史を進めて行きました。
たまたま2019年だけ、
GWが異常に長かったこともあり、
昨年の3/1~GW明けまで、
ものすごく集中して、
日本史Bを通してやりました。
使った教材はこちら。
上記の教材を見るとわかりますが、
毎日、山川の教科書を開き、
ムンディの動画の授業を
3コマ~5コマみて、
日本史を学びました。
動画は、膨大な量があるので、
古代中世はとばして、
『江戸時代の成立』
ムンディ講義【第10話】から始めました。
まずムンディ89~200まで、
毎日3時間~4時間くらいかけて
先に近現代を終わらせました。
あまりに毎日見続けているせいか、
そのうち、娘の日常のしゃべり方が
「えー」とか「あー」とか、
その言い方がムンディに似てくるほど
日本史漬け、いや、日本史煮?
の日々を送っていました。
春休み以外は、学校があったけど、
定期テストがない時期だったから、
これだけ集中できたのかもしれません。
膨大なムンディの講義、
89~200 → 30~88 → 1~29
の順で視聴していき、
夏が始まる前に日本史Bを、
とりあえず手をつけた状態になりました。
すべて見た後に、娘、ひと言、
「いやぁ~
ムンディ 神
」
かなりのボリュームに
これは、すごいと


この通しがあったおかげで、
その後は、日本史の勉強が
とてもスムーズでした。
なんか、こうして書くと、
何事もなく順調に
日本史が伸びていった
感じがしてしまいますが、
毎日欠かさず視聴し続けるのは、
結構、かなり、とても、
大変そうでした。
新学期は疲れて、
ムンディのまろやかな美声が
子守唄になって眠ってしまい、
聴き直した講義もあるし、
このムンディのストーリーノートには、
そんな娘のよだれ(´¬`)で、
紙がよれてるページもあるし、
字がミミズになってしまい、
上から書き直してるページもあります。
それ以外にも、爛々と聴いて、
ストーリーノートに書ききれず
用紙を足して糊で貼ってる
ページもあります。
日本史ストーリーノートです。
今、GW明けまで休校延長となり、
もし受験生で、私大文系志望の人で、
日本史Bの遅れが
気になる人もいるかもしれませんが、
逆に、その気になれば、集中して、
「えいやぁー」
と、日本史Bを進めること、
できるかもしれません。
通学の疲れがないぶん、
よだれも、聴き直しも減るだろうし。
(´¬`)
もちろん、必要な科目すべてを
まんべんなくするのが、
理想とは思いますが、
この春はあなた
あなただけをみつめて
みたいに、1科目を決めて、
その科目を恋人だと思い
毎日毎日毎日毎日
集中して勉強するのも、
なかなか趣あります。
不安なら、
その不安が消えるくらいの勉強をする!
それで、
頑張りすぎて、
倒れてしまったこともある
本末転倒の不器用娘
ではありましたが、
そうやって勉強を続けると、
成績は、上がります





