娘(中2)が塾に通い始め、
週3回、息子とゆっくり向き合う時間ができました。


娘は自分から勉強するようになり、
だんだんと手が離れ、少しずつ、弟(小3)の方に
目が向くようになりました。


そういえば、このブログを始めたのは、2011年。

娘が小3の1月。あれから5年も経つのか・・・。
今、息子が小3の3月。(4月から小学4年生)
家庭学習のフォローもだんだん息子の方に

シフトしていきたいです。


小3の息子ですが、

小学校入学するちょっと前に始めた

公文(今は国語のみ)と、そろばん。
すでに、3年経ちました。

どちらものんびりペースで

公文は【F教材】

そろばんは【珠算5級】【暗算5級】です。


最近、息子のこともよく考えるようになり、
その中で、あまり好きではないであろう

習い事の『そろばん』、
今までは本人まかせだったんだけど
フォローするようになりました。


それにあたり、もう一度、

わたし自身の気持ちを奮起させようと、
本棚に並んである

娘が小学生の時に読んでいた
隂山先生の本を、

最近、読み直しています。


小学生の学力向上と言えば、
私は隂山先生のやり方で

娘を育ててきました。

私が重視している

【読み書き算盤】
まさにそこが原点になっています。

私の子育て、あの頃から、
根幹の部分はやっぱり変わってないな。


今まで書いてきたブログ(もうすでに膨大)でも、
しょっちゅう、くじけそうになって、
自分のやり方を自問自答してきました。


自分が一生懸命取り組んできたことを

真っ向から否定する意見に遭遇するたび、

凹んだり悩んだりしていました。


【勉強嫌いは親のせい】

【親がやらせているうちは伸びない】
【やりたくないことを無理強いしてはならない】
【本人が気づくまで根気よく待つべき】
エトセトラ・エトセトラ


この『親のせい』って言葉は

結構なチクチク言葉だよね。


でも、
「凹みます」

とか

「悩んでしまいます」

とか言いながら、
か弱いフリして、

結局のところ、

私は、子ども達に
基礎学力をつけさせるための努力を
やめることはしませんでした。


こういうの、隠れ頑固?っていうのかな。笑


音読も、漢字練習も、そろばんも、
やりたくないと言われても、やらせてきた・・・。


『小学生のうちに基礎学力をつけさせたい!』


その一心で。


息子にいたっては、

やらされ感たっぷりの
『そろばん』については特にそうです。


そろばんの場合・・・


見取り算、乗算、何度やっても計算が合わない
わり算では、あまりがでちゃう
それが続くと、以下の路線ができる。


→合格点がとれない

→検定に落ちる

→めげる
→つまらない

→イヤになる

→やりたくなくなる


クルクルクルクル
負のスパイラルに落ちていく。


でも、


じゃあ、やめる?
好きなことだけやる?


とはならない。


そんな思いがふと頭によぎりはするけれど


「ダメだ!今、やめさせたら

今後、何をやらせても
継続できない子になってしまう。」


そう頭をブルンブルンふって、継続させています。


月並みだけど、
『継続は力なり』

わたしは、この言葉が、とても好きです。


そろばんって、

やり方を覚えたら、
あとは、ひたすら反復練習。


指がよどみなく動くまで

無意識に指が動くまで修練を積む。

同じような計算問題を

何枚も、何枚も・・・。

単調な反復作業。


これは、元来そろばんが好きな子は

自ら楽しみを見つけ練習すると思うけど、
そろばんがさほど好きでない子にとっては、
結構苦痛でつまらない反復の繰り返し。


しかしビックリマーク


だからと言って、
すぐやめるべきではないと思うのです。


だって、そんなにすぐに
好きか嫌いかジャッジして、

やるやらないを決めていたら
好きでやりたいことで残るのは、

即効性のある ゲーム、スマホ。

そこにたどり着いてしまうのが
普通の子ども。


まず、ある程度継続させてから、
好きか嫌いかを決めても
いいんじゃないかと。


中学生になると忙しくなって
なかなかそういう時間はとれなくなるけど、
小学生のうちは、中学受験しなければ
継続させてから好き嫌いを見極める時間、

とれると思うんだ。


基礎の反復を怠っていながら、
好きか嫌いかを語るのは早すぎやしないかと。


そろばんに限らず、何でもそうだと思う。


私は料理が上手なのですが(自分で言うか?!キャあせる


でも、最初から今みたいに

作れたわけではありません。


新婚の時は、

牛乳と飲むヨーグルトを間違えて入れちゃうし、
唐揚げも、ちゃんと火を通さなきゃと思って揚げたら
お肉がパサパサになってしまったこともあったし、
栗原はるみさんの料理本片手に

一品作るのが精一杯だった。


洗濯と片付けは最初から好きだったけど、
料理は好きか嫌いかと問われれば
ハッキリ言って嫌いでした。ううっ...

いまだって、そんな好きじゃありません。

だから、いまだに

管理栄養士さんが主催してる料理教室

通ってるんだぜ。わんわん


当時、私の作った下手なまずい料理を
文句言わずに食べてくれた
旦那には今も本当に感謝しています。(´-┃


だけど、好きじゃなかった料理、
家族のために作り続けて18年。


毎日毎日やり続けてるうちに
お弁当作りは朝飯前だし、
きんぴらゴボウも年々細くなってきてるし、

千切りだって苦じゃない。


料理の手順だって、
以前は、メニューを決めてから食材を調達・・・
だったのが、今は、冷蔵庫の中のあまった食材で
メニューを考えられるようになった。


そして、私のこしらえた料理を
モリモリ食べて成長してゆく子ども達を見てると


「幸せだなラブラブ

おいしくできるって楽しいなラブラブ
こんな風に家族を笑顔にしてくれる料理、好きかもラブラブ
そう思えるようになった。


そろばんも、公文も、
学校の勉強もそうなんじゃないかな?
最初から、楽しい!大好き!
と思えなくても、

やってるうちに、
少しずつできるようになって
時々できる喜び感じて
そのうち好きになる???


ちょっと親の希望も入ってはいますが、、、苦笑


それでも、たとえ、好きじゃなくても、
小学生のうちに基礎学力
【読み・書き・そろばん】を、
身に付けさせたいという気持ちは
揺るぎないものです。