最近読んだ本。


TSUTAYAで少し立ち読みして
「ん!これは!!!」
と思い買ってしまいました。ラブラブ!
帰ってからいっきに読んだよ。
この本を読みながら感動を覚えました。

タイガーマザーも衝撃だったけど

こちらも、かなり衝撃的でした。


自称教育ママの私ですが、

ここに書いてある佐藤亮子さんに比べたら、

私なんて、ひよっ子中のひよっ子。

まさに、自分本位のなんちゃって教育ママだわ。


本を読みながら、自分を省みて、

おおいに反省してる今日この頃。

読み終えた後、

こんなダメダメな私に健気についてくる子ども達が

ものすごく愛おしく可愛く思えてきました。


私は、まだまだ半人前の母親だ。


娘が話しかけてきても、

頻繁に

「あとでね」

「それよりも、、、」

を繰り返してしまう。


それでも


「ねえ、ママぁ~聞いてよぉ~英語の先生がさぁ~」

「ねえ、ママってばぁ~」


子どもに対して要求ばかりして、

親として、子どもの話を聞くときは

家事をしながら上の空の私。


いかんな。


もっともっと娘の話を聞きたいとそう思った。


そして、何度言っても、直らない息子の癖を

ガミガミ指摘するのではなく、

手をそっと包むように、優しく握ってあげたい。


そう思いました。


あと2週間で夏休みなんだよね。

夏休み前に読んでおいてよかったわぁ~。  


夏休み、ガミガミ言いそうになったら

読み直そうと思います。



あ、、、でも、、、

夏休み中、家のお手伝いはやっぱりやらせます。


できる範囲のお手伝いをね。


我が家では、

食器を運んだり、おもちゃを片づけたり。

自分が散らかしたものを片づけることや、

自分の持ち物の整理整頓は、

幼稚園の頃からやらせていました。



これは、著書にも書いてある通り、

子どものタイプによって取捨選択すれば良いと思う。

全く家事をしないまま大人になっても、

必要になればすぐ出来るタイプの子はいると思う。


でも、恐ろしいことに、必要になっても、

何もできないまま、だらしないままの子も現実にいます。

コンロの火がつけられない。缶詰があけられない。

脱いだら脱ぎっぱなし。やってもらって当たり前。

懇切丁寧に教えても、片づけられない。

(実際 私の知ってる子がこちらのタイプあせる



現実を見て、家事能力は、

小さい子どものうちから少しずつ教えてやらないと、

包丁も使えず缶詰も開けられない子になると思ったから。


この考えは『赤毛のアン』の影響が強いと思います。

マリラがアンに家事を教えてるのと同じ要領で

私は娘に家事を教えてきました。


ちなみに、家事能力は学校の成績で

はかれるものではないけれど、

娘の家庭科の成績はずっと『5』です。(*^^*)

リンゴの皮むきも上手です。

皿洗いも上手です。

お裁縫も、巾着適度ならサクサク作れます。

13歳の時の私より、

はるかにできることは多く、

おそらく、私以上に家事能力がある

立派な主婦になれる素質存分にあります。


あと、やっつけねばならないのは

ペーパーテストのみです。べーっだ!



後始末をすることや暮らしを整えることは、

勉強と同じくらい大切だと言うのは

あきらかに私の価値観ですね。

それは譲れない。笑ニコニコ



こちらの本、

「おお~。そこまで母親がやるのかぁ~」

と思わせるほど、結構強烈なところもあるけれど、

著者のお母さん自身のモノの考え方はわりと寛容なの。

だから、好感が持てたのかも♪


「子どもは一人一人オリジナルの存在だから取捨選択して頂きたい。

自分も多々ある育児書の中から共感できるものを取捨選択してきた」


そういう内容のことが書いてあった。  


本当におもしろい本だった。


ここまで徹底することは、

なかなか難しいけれど、

自分にもできそうなことを少しずつ

実践してみようと思いました。


できる子どもの背後には
強力なサポートがある場合

多いんだな~。


スポーツ選手しかり。

バレリーナしかり。

芸術家しかり。



最初から自分1人で出来る子は、

万に1人いるかいないかなんだな。

そんな稀な貴重価値の高い子を授かった

お母さんを羨ましがっていても

前には進めないよね。


私の子は、私の子なのだから。


この本を読み終えて、

縁あって親子になった我が子を

もっともっと慈しんで大切に育ててゆこうと

決意新たになりました。



「18歳まで子どもに対してすべての責任を持つこと」

「中学~大学受験は母親次第!」


こう言いきれるなんて、母親としてかっこいいよ。

実は、この本を読むまでは、

親の私が子どもに関われるのは
高校入試までと思っていたの。


だから、娘の場合、
あと1年半だと思っていたけど、

子どもの様子を見て、必要なら
延長してもいいかな・・・なんて、


この本を読んでいたらそんな風に考えるようになってきた。



夏休み、子ども達と、どうやって過ごそうかな?

充実した夏休みにしたいな。




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