最近、とても涼しくなって、毎日秋を感じています。

でも、まだセミも頑張って鳴いてるし、
本格的な秋はもう少し経ってからかな。


気づくと9月も半ばを過ぎ、
哀愁漂う秋・・・到来です。



今年の夏も、これまた
いろいろなことがあった夏でした。



期末テスト・・・終わりました。



結果は正直に打ち明けると、大幅に下がりました。


あんだけやったのに、
塾にも通わせたのに、
終わった直後はショックが大きくて
なかなか気持ちの整理が出来ず、
ブログを更新することできませんでした。


「うちの娘ったら、なんなのよぉ~むかっ」的な

怒りに満ちた内容になってしまうからね。べーっだ!



期末テストが終わってから、

ママ友と何度もランチして、
9月13日~15日の連休には

実家の母と実妹と福島のおじさんと沢山話をして、
やっと今、たくさんの人の支えにより立ち直って
あらかた噛み砕いて飲み込んで消化できるかな?

ってところまできました。


そもそも、子どもの成績が伸びないことで悩むこと自体

すごく恵まれて幸せなことだと言うことも

福島のおじさんから教えてもらってわかったしね・・・。

今は、感謝しながらの毎日です。




前置きはこのくらいにして、本題に入ります。


公立の中学校。


娘にとって、いえ、我が家にとって、
現実は実に厳しいモノであります。



期末テスト・・・・・・・・・


5科目から9科目・・・・・

それも大変だったのかもしれないけれど、
まずは、実技の悪かったこと悪かったこと。


「あーた、ホントにピアノ習ってるのかいな?」(音楽)
「前日にあれほどしつこく確認したのに!」(他多数)


そして、極めつけ。


家庭科の


『まつりぬい(○)』

娘は

『まさひぬい(×)』
と書きました!!!



以前のブログで綴ったと思いますが
家庭科は、懇切丁寧に一緒におこなったんですね。



まつりぬいも
「朱子織(しゅすおり)とか、
三つ折りとか、しつけぬいとか、書くなよ!
まつりぬいだからね!まつりぬい。まつるんだよ」
と言いながら、私が裾上げしたものを見せながら


「これ、ママがやった、まつりぬい。
糸がおまつりの時の盆踊りみたいにきれいに並んでるでしょ」


それをみた娘は
「ママってすごいねラブラブ

そんな会話をしたのですよ。


それなのに、、、『まさひぬい(×)』



がっかりしてしまったわ・・・。しょぼん



冷静に分析すると、
たぶん、母だけが、キリキリしてて、
娘は、ママがキリキリしてるその時間が苦痛で
早く過ぎればいいと
「ぽわわわ~ん」
と、聞いるフリをしていたんだろうな。


適当に
「うん。わかった。まつりぬいね」
「うん。わかった。明日でたらそう書くね」
「うん。わかった。ママありがとう」
と相槌打って、まさにわかったフリして・・・。


そのくせ、

「ママ、一緒にやろう」

と、いつも依存してくる。


典型的過保護の失敗例を仕出かしてる私。


理科のテストの前日も光の反射を

一緒にやってほしいと言うので、
私が教科書でその項目を探している時、
娘は弟のおもちゃで手遊びしてて、
その態度にイラッとして、


「(怒り口調で)ねえ!もうやめようか?

ママも忙しいんだけど!!!」

って言ったら、


「あ、ごめんなさい。一緒に勉強してください」

そう言ったのに、光の反射光の部分、
前日にやったのと同じことが出ていたにも関わらず
見事に間違えていたし。。。


あと娘は期末テストの数日前から
アホみたいにテンションが高くなって
家の中で踊ってみたり、
文化祭で歌う校内合唱コンクールの歌を歌ってみたり、
すごく落ち着きがなかったの。


音譜ぶんかさーい音譜音譜ぶんかさーい音譜

ぶん、ぶん、ぶん、ぶん、ぶんかさーい音譜」(注・文化祭)


とわけのわからない歌も歌ってて。。。


それで、実際受けた期末テストがひどくて
私はまず、大きなショックを受けました。

「歌ってる場合かむかっ!踊ってる場合かむかっ!」


娘も帰ってくるなり
「習ってないところがでた」
なんて、
そんなわけないことを言い始める始末。



わたしは怒る元気もでなかった。
忙しい時間をさいて、苦労して、

一生懸命 一緒にやった問題、
それと同じ問題が出てるのに、

それができてないなんて、
すごく自分(母)が娘に

バカにされてるような感じがしたからね。


テストが終わってすぐに三連休。
娘のやることなすこと、腹立たしく感じて、

昨日は、ママ友に話を聞いてもらった。


そして、やっと、これが現実だってことがわかった。


何がわかったかって言うと、

娘は自分じゃないってこと。


ホント、娘にやらせるより、

自分でやった方がどれほど楽か。

でも、やるのは自分じゃない。


顔は私に似てても、
全く違う 人格ある別個の一人の人間。


私の分身でも、パーマンのコピーロボットでもなく、
個として存在する一人の人間であるということ。

当たり前のことだけど、盲目的な親はそれが

わからなくなってしまう時があるんだよね。反省・・・。



そもそも
「あの時やったんだからできるはず」
と思うのは私(親側)の傲慢な考えで、

一緒にやったことができるかできないかは、
娘が決めることなんだ。

ってことを、この失敗を通してわかった。。。


だから、
「なんでよ!あの時、ああ説明したじゃん」

って言うのはご法度なんだよね。


説明したけど、それを理解したかどうかは
娘が決めることだし、

説明したことを、わかって自分のものにして
解けるようになるかどうかも、
娘が決めること。



説明してる時、竹輪の耳になってるかどうかだって、
私が決めることではなく、娘が決めてること。


だから、教えたからできるはず。

塾に行ってるんだからわかってるはず。

何度もやらせたからできるはず。


って言うのは、親の勝手な判断なんだよね。

そう。親を基準にして考えてると、
一緒にやった問題を子どもが出来ないと
子どもより親の私の方が悲しんでしまったりして。


今回、何が足りなかったか。


それは

娘の頭の中には誰も立ち入ってなかったってこと。

本当に娘が理解できてるかどうかの
確認は、私も含め、誰もやっていなかった。


「わかった?」
「うんわかった」


「ちゃんと(塾で)わからないところ教えてもらった?」
「うん教えてもらった」


「夏休みの宿題(数学)学校の先生に教えてもらえてよかったね」
「うんすごくよかった」


そこで終わっていた。


段階で言えば、(吉永賢一さんの著書より)


1・覚える

2・わかる

3・慣れる


の2でストップしていた。



完全に、演習不足。確認不足。



親は娘のそばで、

「これテストに出るよ」「これってこうだよね」

と言いながら、ガンガン進めた。


そして、

「わかった?」

「うん。わかった」


娘のその言葉を信じてしまい、

確認を怠ってしまった。



塾も、過去問くれたり、

わからないところを教えてくれたり、
やるべきことはやってくれた。


学校だって、ただでさえ忙しい中、

数学の先生は夏休み部活の後、補習をしてくれた。

本来なら、

涙でるほどの感謝を

あっちにもこっちにしなければならないところ。



しかし!

娘の頭の中は、半分以上眠ってる状態だった。



誰も起こさなかった。

娘も起きる気がなかった。

教わったことを自分のものにしようとか
これが出来なかったら

今後どんどん急降下していくと言う危機感

娘にはその認識が明らかに足りず、

うんうん相槌だけ打って時間が過ぎるのを待ち、

やらされてることをただやり、

自主性が大きくかけていた。



娘の立場になってみれば、

起きなければならないのはわかってるけど、

やっぱり、かったるい。

その状態で母親は何やらテストの事を

ワーワーウダウダ、1人でしゃべってる。


まあ、とりあえず、聞いときゃいいかぁ~。

あたし、ちくわのリサちゃん。

今聞いたこと、明日にはみんな忘れちゃうの♪

そんなお耳の持ち主なのぉ~♪


って感じだったな。



夏のボケもあるし、
私のイライラもあるし、
そもそも、中間テストのあと、大失敗して、
あの号泣の後、娘自身が解決策を考える前に、
私がバタバタ動き過ぎたのも悪かったのかもしれない。


母の焦りが娘の安心に繋がり、

娘の安心が認識の甘さになり、
9科目増えたところでまたガクンと落ちる。



私も認めます。

過保護過ぎました。しょぼん



ホント、私って、ヘンな親ですよね。
子ども達に対して、

辛辣だし、口は悪いし、時にはすごく厳しいのに、

ここぞという大事な時は、甘やかす・・・。
こんなになってない母親、あたしぐらいなもんかと。


自己嫌悪・・・


しかーし!!!


自分のできの悪さに酔ってる暇はなく、

暗いトンネルをウロウロしてる暇もなく、


何をどうするか!


でないと、

次の中間テストもまた同じことの繰り返しになってしまう。



昨日、上の子がK高校に通ってるお母さんとランチをして、
正直に自分の悩みを打ち明けて相談にのってもらいました。


ランチしてる時、グラッと地震が来て、結構怖かったよ・・・。



そのお母さんからのアドバイスで
やっと次の道を見つけることが出来ました。


今、K高校に通ってるお母さんの娘さんも
最初から群を抜いて突き抜けていたわけではなく、
70点をとったこともある。成績で3をとったこともある。
(ちなみにK高校は、9科目平均4.5ないと厳しいのです)

70点をとった時は、まず90点にするにはどうすればいいか
順を追って考えた。

それまでは、あちこちの問題集に手を付けていて、
あちこちが中途半端だったことに気づき、
教科書と薄っぺらい問題集(中間・期末の攻略本)
だけにしぼり、それを何度も繰り返しやった。

条件は、ここにある問題は見たら10秒以内に
サクッと解答までの道筋がみえるように。


つぎに、中間も期末も90点とったのに
その科目が3がついたことがあって、どうして3なのか
その原因を考え始め、90点なのに3だった時は、
その教科の先生に、どうして3なのかを、
お母さんが!聞きに行ったと。


担任じゃなかったけど、学校に電話をして、
その先生にかわってもらって、時間を作ってもらって、
進路指導室で面談をお願いしたらしい。

そしたら、提出物が出ていないこと、
授業中全く発言しないことが判明し、
それを改善させ、おとなしい子だったけど
発言をするよう促し、次の学期には4になり
内申が大きい中3の時は5をもらえたと教えてもらった。


自分が動いたのは、子どもが中2の時だった。
安定した成績をもらえるようになるには、
動き始めて、取り組み始めてから

1科目につき半年以上かかったと。

それに比べてリサちゃんは、
まだ中1で、定期テストも2回しか受けてないのだし、
全科目がヤバイってわけではないのだから、
いくらでも改善方法は見つかるって勇気をもらった。



私自身もいろいろ考えた。うんと考えた。


今後は、まずまずの成績の英語や社会は引き続き頑張って、

(期末テストの社会は前回のようにわかってるのに

解答欄に書き忘れたというアホミスはなく点数は上がりました)

実技もテスト直前にいっきに詰め込むのではなくて
時間は短くていいから、
数週間前から前日まで何度か繰り返し確認していく。

今回の私は、「一回でいい」みたいなところがあり、

技術でも音楽でも、テスト直前、長時間使って、

ザル頭の娘にガンガン言って詰め込んで、

テスト受けてる時は
ほぼ、ザルからこぼれ落ちてる状態で受けさせてしまったのが
酷い結果の原因なんだろうと、そのことにも気づいた。


K高に娘さんが通うママ友から話を聞いて、
私も、ワーワーワーワー
「あーた、ホントに、どうすんのー!どうすんのー!」
と騒ぐだけの母親はやめようって思った。


成績の良い子を持つお母さん、その殆どは
我が子ができるようになるためのノウハウを隠すお母さんが多くて
(当たり前か・・・)


「えー。うちなんて全然こどもの勉強なんてみたことないわ」
「今、学校で何をやってるかすらわからない」


と言うお母さまもいたりして、
私が思うに、その半分は本当。
(ホントに元からできる子はいるみたいだし・・・)

そして、あとの半分は、き・ぎょ・う・秘密


にしてるんじゃないかと。



だから、そういうお母さんからしてみたら
あたしみたいに
一生懸命子どものことやってるわりには
娘ちゃんの出来が悪い母親って
一番おバカに見えるかもしれないな。



でも、そんなこたあ、どうでもいい。
人からどう見られるかで

育てているわけじゃない。



やるなら、精一杯
不器用でもいい、失敗してもいい、
反省はしても悔いのない子育てをしたい!


それだけだから。



同じやるなら、精一杯。
精一杯やったのなら、
たとえ、失敗に終わったとしても、
それは、自分の糧になるからね。



赤毛のアンでも言ってたじゃない?

「一生懸命やって勝つことの次にいいことは
一生懸命やって負けること」



林先生も言ってたね。
1 頑張ったから受かった。
2 頑張ったけど落ちた。
3 頑張らなかったけど受かった。
4 頑張らなかったから落ちた。

上の二つ、1と2ならいいけど、
まずいのは、3と4。


私の一番の望みは、そりゃあ、
一生懸命やって出来るようになること。
一生懸命やって行きたい高校に行くこと。
それが一番の望みだよ。


でも、それは、わかんないじゃん。
人生何が起こるかわからないさ。



でも、自分で選択することは自分で選択したいね。


あたしは教育ママとして
一生懸命子どもを育てることを選択した。



産まない選択だってあったし、
仕事に燃える選択だってあったし、
平和を存分に満喫して好き勝手やる選択だってあった。


けど、


あたしは、家庭を持って
その家庭に、自分を捧げる選択をした。


ならば、おバカと言われようが、不器用であろうが
やるしかないもんね。


今はそんな心持です。



長くなりました。
読んでくれてありがとう。



ペタしてね




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