ん～ 
困った・・・・・。
少し前のことから。
息子、６月に雨が降った時、同じクラスの子に
傘を折られて、幼稚園で泣いたらしい。
その日は、幼稚園にお迎えに行った時、
先生から、そのことについての、
なんが～～～いお話があった。
わたしは、てっきり、息子とケンカか何かになって、
その延長でそうなったのかな？と思った。
けれど、そうではなかった。
自分の傘じゃなければ、誰のでもよかったらしく、
手にとった傘がたまたま息子のもので、
幼稚園の鉄の柱にカキンカキンやって折ったらしい。
その子は剣道を習っているらしく、
以前も、他の子の傘を使って、女の子の頭に「めーん」とやって
泣かせたことがあると先生が言っていた。
なぜ、自分の傘は使わないのだろう？
息子の担任の先生、
「そのときもぉ～ ちゃんと注意したんですけどぉ～
こうなってしまって、すみません～。
今回もぉ、ヒデ君の傘を壊した子にちゃんとお話しますね。
でも、今回は、お友達の頭じゃなくって、柱だったからよかったですぅ、、云々」
と。
その時は誰がやったかは、先生は教えてくれなかった。
家に帰ってから息子から名前は聞いたけど、
先生は、名前を言わなかったから、
「ま、子どもの世界では、よくあることなのかな・・・」
と思い、また新しい傘を買ってあげることにした。
そしたら、昨日、息子の新しい傘に
どろどろがいっぱいついてて、どうしたのか聞いてみたら、
同じ子が傘をびしょびしょの園庭にポイしたんだって。
別のクラスの先生が拾ってくれたらしい。
でも、担任の先生からは何もお話はなかった。
今日、幼稚園にお迎え行った時、二回目ってこともあって、
その子のお母さんが「すみません」って謝って来た。
でも、、、やった本人は、お母さんに
「ほら、ごめんなさいでしょ」
と言われたのに、
「ごめんなさいなんて、しない！」
ってすごい剣幕で怒ってきた。
あとは、びーびー泣くばかり。
あややや。
これは、ちょっと深い何かがあるな。 ・・・・・そう思った。
でも、お母さんは子どもに、とっても優しかった。
「ごめんなさいはしない！」っていう剣幕の時も
叱らずに、びーびー泣いてる子の頭をなでなでして
「泣いてるってことは、ことの次第はこの子はわかってるから」
てなことを言って、おんぶをして帰っていった。
心が狭いって思われるかもしれないけれど、
私は対応に困ったし、とても嫌な気持ちにもなった。
なぜなら、びーびー泣かせたのは、ヒデ君のお母さんのせい。
みたいな雰囲気を作られてしまったから。
ここまで泣いてるんだから、もういいでしょ、って対応だったから。
おんぶをした時、 もういいですか？ そんな顔をしたから。
子どものやったことだから、当然許す気満々だったけど、
どのタイミングで許せばいいのかも戸惑った。
結局、許すタイミングは、その子の泣き声で、
ぐしゃぐしゃとかき消され、そのお母さんも、
相手の許しなど必要なさそうで、そのまま帰ったいった。
当然 年長さんの彼から「ごめんなさい」はなかった。
傘を折ったことに対しても。
新しい傘を雨降る園庭にポイしてどろどろにしたことに対しても。
その家の教育方針は、いろいろあると思う。
もしかしたら、やっとできた子なのかもしれない。
子どもを亡くしたことがある人なのかもしれない。
働いてらして、子どもに引け目があるのかもしれない。
他の場所でも「すみません」をしているのかもしれない。
ひょっとして、発達の関係があるのかな？などなどいろいろ、想像をめぐらせてみたけど、
やっぱり、どろどろの傘をみると、とても寂しい気持ちになる。
う～ん。 困った。
困った、、、という表現はちょっと変かもしれない。
なんだか、悶々としたものが自分の中に残ってしまって、
その処理に困っている。。。そういった方が適切。
ここからは、私の心の問題。
人にないがしろにされたり、
大事にされないって、とても寂しいこと。
だけど、それは、現実にはよくあること。
息子も、みんながみんな仲良くしてくれるお友達ではないことを
幼稚園で学んでいる。
だけど、その場面に遭遇するのは、つらいものだ。
できれば、さけたい事柄だ。
でも、生きていれば、それは時々やってくる。
きつい香辛料のように。
人生をより味わい深いものにするために。
人の思いやりや優しさを当然と思わせないように。
これ以上、傲慢にならないように。
だから、息子には、くじけず幼稚園に通ってほしいと思う。
きつい香辛料はそれだけだと胃を壊す。
冷たい対応は、それだけだと心を壊す。
だから、なるべくさけたい。
・・・追伸１・・・
剣道は、傘をつかってやるものではないよ！
男の子が女の子の頭を傘で叩くなんて、
絶対やってはいけないことだよ！
・・・追伸２・・・
幼稚園の先生、「その子に傘で叩かれた子もいるんです。
それに比べたら、今回は（傘を）折られただけですんでよかった」
って、そういう問題なのか？ とも思った。 若いって・・・怖い。
くーーーーーーーーーーー
乗り越えよ！自分！！！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ともに子育てをがんばっている仲間がたくさんいます。
私もその仲間に入れていただけたことがとっても嬉しい
これからも、楽しみながら、明るく頑張ってまいります。
応援よろしくお願いします。
