今、そろばん4級の娘。

3級の検定に落ち続けているリサ姉。


その後、リサ姉のそろばんはどうなったかというと

壁にぶつかりながらも、続けていくことを選択しました。


娘の話を聞いてくうち、ポロリと本音を話してくれたのが

継続してゆくことを決めた大きな理由です。


「検定に落ちたのは悲しい。


才能ないっていうのも、わかってる。


でもね、リサね、本当はね、1級とりたいの。


無理だって思われるの恥ずかしくて


友達とかには、内緒にしてるけれど、


本当は、1級がほしいの」



「・・・・・・・・・・・・・・・・」



母は、、、母は、、、

その気持ちがすごく嬉しくて、
これは、絶対に、やめさせるわけにはいかない!


そう思いました。


こうなってくると、
最初に掲げた
『算数ができるようにするため』
に通わせたそろばんの目的は全く違うもの変わります。


でも、私はそれでもいいって思いました。


『算数をできるようにするため』

であれば、単純な四則計算を苦に思わなくなった時点で、
そろばんの役目は終わりになります。



次は、落ち着いて文章を読むとか、
さまざまな思考力を養う訓練をするとか、
そういう方面を目指す方がいいと思います。


けれど、リサ姉のそろばんをやっている目的は
今は『算数ができるようにするため』ではありません。


やっと芽生えた野心を大切にしたいという思いと、

そろばんそのものを習得したいという願いを
達成させるために続けています。


屈折、足踏み、忍耐、不合格の連続、

それでもあきらめない気持ちを持ち続ける、


それらを経験するために続けているようなものです。



10桁の見取り算ができなくても、

日常生活には困らないけれど
でも『10桁の見取り算を合格できた』という経験は、

けして、人生のムダにはならない。
他のことにも繋がると思うのです。



だから、リサがボソッと


「恥ずかしくて内緒だけど、ホントは、そろばん1級ほしいの」


と言ったとき、


「よっしゃぁ!だったら、続けたれ!何度でも挑戦してみぃ~。
検定に何回落ちようが、リサが気がすむまでやったらいいさ」



間髪入れず、そう答えてしまいました。

(パパにも相談せずに・・・得意げ。)



私の育て方は、またまた合理性には欠けるかもしれないけれど、
算数の成績は相変わらずが続くかもしれないけれど、
それでも私は、娘のことを応援したいと思います。



いいんだ、いいんだ。
リサのペースでやってけ。



一生懸命やって、勝つことの次にいいことは、
一生懸命やって、負けることだからね。



がんばれリサ姉旗



そんなわけで、リサ姉のそろばん生活は、

まだまだ続くことになりました。




おわり


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ポチリをクリックして頂けると更新の励みになります。

どうぞ、よろしくお願いしますWハート

にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ
にほんブログ村

ペタしてね