昨日は、東京都港区の区長選挙が執行されました。東京での住まいは港区赤坂ですので、投票権はないものの、関心はありました。結果は、報道の通り、6期目を目指した自民党と公明党が推薦する現職が落選し、区議会議員で新人の清家愛候補が初当選しました。清家愛候補は、港区議会で立憲民主党の議員と同じ会派を組んでいましたので、ささやかながら港区在住の知り合いにはお声がけしましたので、結果に結びついてよかったです。

 注目すべきは、30.6%という投票率の低さです。結果が容易に予想されるような選挙ならともかく、落選した現職候補は得票差1,528票の惜敗率95%という大激戦でした。あなたの一票で当選者が変わりうるという選挙ですから、投票し甲斐のある選挙でした。にもかかわらず3人に2人は投票していないという投票結果でした。

 それなら自民党と公明党という組織票に守られた現職候補が有利になりそうなものですが、それでも無所属の新人候補が当選しました。静かに政治が動いている、そんな感じがした選挙結果でした。