今週の3月8日は国際女性ディです。国際女性ディに向けて、ジェンダー平等を推進するための会議・集会が全国各地で開催されています。

 本日(3月7日)は、参議院議員会館で「議席の半分を女性に」クオータ制を推進する会(Qの会)の院内集会がありましたので、出席しました。



 ジェンダー平等が遅れている日本ですが、特に政治分野が遅れているというご指摘は事実そのものです。国権の最高機関であり唯一の立法機関(憲法41条)において女性が少ないことで、社会制度において至らぬ点が多々あります。

 これまでの活動で、政治分野における男女共同参画推進法が制定されていますが、理念的であり努力目標にとどまっています。本日の会議においても具体策が必要との意見が相次ぎました。特に、クオータ制の導入を求める意見が相次ぎました。

 クオータ(quota)とは、割当てという意味です。quarter(4分の1)と音が似ているので混同してしまいそうですが、全く意味は違います。「選挙でクオータ制を導入」というと議席の1/4を女性にするという意味に勘違いされることがありますが、そうではなく、一定の議席を女性に割り当てるという意味です。

 

 桜井シュウは、クオータ制のみならず様々な方法で政治分野のジェンダー平等を実現するべきと考え、そのために行動してきました。2022年の参議院議員選挙では、立憲民主党としては候補者の半数以上を女性にすること、立候補した女性候補が当選できるように特に支援することなどを提案しました。そして、女性候補支援チームの事務局長として力を尽くしました。結果、当選者の半数以上が女性になりました。政党が本気になればできることを実績として示しました。

 また、桜井シュウの選挙区である兵庫6区(宝塚市、伊丹市、川西市)で立憲民主党所属の地方議員は半々です。

 さらに、地元の宝塚市議会では定数26のうち、女性が14名当選しました。女性1名(維新の会)は議員辞職したので現在は13名ですが、それでも女性の方が多い議会になっています。 

 

 なぜそこまでするのか?

 世界銀行の報告書「女性、ビジネス、法律」によれば、男女格差を縮小することで世界のGDPを20%以上引き上げることができる、とのこと。これまで持てる能力を十分に発揮できていなかった女性がその能力を発揮することができれば、当然の結果です。これを実現するためにも、政治分野におけるジェンダー平等を実現する必要があります。桜井シュウは引き続き力を尽くします。