昨日(2月10日)、神戸市内のホテルで井戸敏三前兵庫県知事が旭日大綬章を受章したお祝いのパーティがありましたので、桜井シュウも出席しました。
桜井シュウは、市議会と国会で兵庫県議会の経験はないので、接点は多くはありません。ですが、衆議院議員になってからは、兵庫県の国への要望などを承る立場になりましたので、定期的に懇談させていただいております。
また、市議会議員のときの2015年の秋には、兵庫県と伊丹市の共同での伊丹空港活性化事業として伊丹空港から国際チャーター便を運航する企画があり、参加しました。兵庫県が姉妹提携する慶州南道に行き、そこで市民交流を行いました。そのときには、井戸敏三知事(当時)も参加しており、釜山で泊まった夜には、二次会でたまたま近くの席に座ることになり、お話したことを覚えております。「JBIC(国際協力銀行)にいたのに、市議会議員をやっているなんてもったいない、さっさと国会議員になれ!」と言われたのを覚えています。褒められたのか、貶されたのか、よく分かりませんでしたが、ともかく思ったことをズバっという方でした。それゆえに物議を醸すこともあったようですが、チャーミングでもありました。
パーティでは、4名からお祝いの言葉がありました。議員を代表して、盛山正仁文部科学大臣が挨拶しました。盛山大臣が指名された理由は、40年前に井戸敏三さんが自治省から運輸省航空局空港環境整備課(騒音対策などを所掌)の課長に出向したときに、運輸省の課長補佐として直属の部下だったそうです。それで挨拶のご指名となったわけですが、伊丹空港の存続の決定のエピソードなど運輸省の課長時代の仕事ぶりを詳細に紹介下さいました。当時の井戸課長の活躍ぶりがよく分かりましたし、加えて盛山大臣は記憶力に優れていることもよく分かりました。
井戸敏三さんは、もうすぐ80歳という年齢ですが、ますますお元気な様子でした。生き字引として、引き続きご指導を賜りたいと思います。