本日は、阪急川西能勢口駅前のアステ川西の6階の市民プラザで、地元の市民団体のお招き防衛政策と防衛費について講演させていただきました。
昨年の秋の臨時国会の閉会後に、議論ナシに岸田内閣は安全保障政策を大転換する防衛三文書を閣議決定しました。そして、その閣議決定に基づいて防衛費倍増の方針を決定するとともに、防衛費大幅増額の来年度予算案も閣議決定しました。
国会での議論のないままに、安全保障政策が岸田内閣によってドンドン進められることに危機感をもった市民団体からお声がけをいただいたので、2023年度予算案の防衛費と防衛三文書について、内容を説明しつつ、不明点・疑問点を指摘しました。
安全保障政策については、両極端の議論として、非武装論と核武装論がありますが、どちらも現実的ではないと桜井シュウは考えます。現実的にはその間のどこかを政策として進めることになります。そして、不都合であったり不愉快であったとしても事実に即して議論することです。また、基本的に合意できること、すなわち、技術的可能であること、費用対効果に基づくことは、当然に尊重すべきです。
こうしたことを踏まえて、1時間弱講演させていただきました。質疑応答も1時間、たっぷり行いました。理解が深まったという感想をいただきましたので、お役に立てたと思います。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。