本日(3月8日)は、国際女性デーということで、東京・有楽町のイトシア前において立憲民主党の仲間の議員とともに街頭演説しました。国際女性デーのシンボルはミモザの花の黄色ということで、黄色いネクタイをして参加しました。

 

(写真:グレーのスーツが桜井シュウ。右の白いウィンドブレーカー姿は泉健太 代表)

 

 国毎の男女格差(もっと直接的に表現すれば、男女差別)の状況を示す指標としてジェンダー・ギャップ指数があります。世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)の「The Global Gender Gap Report 2021」によれば、世界156ヵ国の中で日本は120位でした(参考:内閣府男女共同参画局)。日本は、高校教育までは男女格差はほとんどありません。また栄養面でも男女格差はほとんどありません。しかし、大学進学の時点で徐々に差が生じ、就職するときには大きな差になります。そして、年齢が上がるにつれてその差はドンドン大きくなります。

 能力全般に男女の差はないはずです。もちろん筋力は平均をみれば、男性が女性を上回ります。しかし、今どき、筋力が問われる仕事は多くはありませんし、むしろ大きな筋力によらないように職場での負担軽減を図る傾向にあります。ですから、少なくとも諸外国において男女の差はみられていません。

 日本は、女性の能力が活かせていないということになります。ご本人にとっても残念なことですし、社会全体としてももったいないことです。日本の社会と経済が停滞しているのは、女性の能力を上手く活かせていないことが原因の一つと考えられます。

 

 したがって、男だから、女だから、と人間を枠にはめ込むのではなく、自分らしく生きることができる社会にしていきたい。一人一人の特長と個性を引き出せるような社会にしていきたい。そうすることが、個人の人生を豊かにし、社会全体を活性化することができる。そんな想いで今回の街頭演説会に参加しました。