本日(11月22日)は、議員会館の桜井の事務所に大学院生の自治会の代表者が大学院生の待遇改善に関する政策要望に来訪しました。

 奨学金は貸与型で給付型ではないので、学部時代から引き続いて奨学金を借りると膨大な借金となること、T/A(teaching assistant)、R/A(research assistant)は最低賃金並み(場合によっては実質的には最低賃金割れ)であり海外にあるような給付型奨学金的なT/A等とは大きく異なり貧弱であること、大学授業料無償化といいながら実態は授業料が大幅に値上げされていること、大学研究活性化を目的として競争的資金が導入されているが逆に目先の成果を追い求める研究しかできなくなっていて研究レベルが低下していることなど、厳しい現状をお話下さいました。

 私自身、日本とアメリカの大学院で修士号を取得している経験を踏まえて、意見交換しました。