昨日(10月27日)、川西市商工会議所4階ホールにおいて、東京新聞の望月衣塑子記者の講演会がありましたので、冒頭、来賓として挨拶し、また講演を拝聴しました。



望月記者は、菅官房長官記者会見で鋭い質問を飛ばすことで有名です。本来、政治においてはこうした緊張関係こそ大事にすべきと考えます。官房長官記者会見では、質問が尽きるまで答えるのが慣習でしたが、安倍政権になってからは途中で打ち切られることが頻繁にあるとのことです。官邸玄関での総理のぶら下がりでも、以前は質問を受けていたのに、今は安倍総理が一方的に喋って終わり、質問は受けないことが多いとのこと。
記者が質問するのは、記者の趣味でやっているワケではありませんし、メディアの利益のためだけにやっているワケではありません。マスメディアは国民の知る権利に応えるために取材をしているのです。
国民の知る権利を蔑ろにして、政権にとっての不都合な真実は隠蔽する、森友学園問題、加計学園問題、自衛隊日報問題など、そういう傾向が安倍政権にはあります。民主主義の基盤を守るため、ひいては国民の生活と暮らしを守るために力を尽くします。