本日、文部科学委員会が開催されましたので、出席しました。初めての委員会出席です。

 実は、前日の夕方に委員会の開催が決りました「政界、一寸先は闇」とよくいいますが、本日はそれを身をもって感じました。

{A69F5D81-F24D-4A6E-8F9B-688C9472A4D3}

 

{B95B2927-C69F-4732-9825-79E43EC76339}

 

{D17A3D5D-2376-4ACE-90DF-ADBAB3E0D019}

 

 さて、本日のテーマは、加計学園問題です。昨日(11月14日)、林芳正 文部科学大臣は加計学園(岡山理科大学)獣医学部の設置を認可しましたが、その手続きの不透明さ・不自然さが問題となってきました。立憲民主党からは、逢坂政治衆議院議員が、2015年に閣議決定された「『日本再興戦略』改訂2015」での獣医学部設置条件(いわゆる「石破4条件」)が満たされているかどうかについて質問しました。

 質問に先立って、石破4条件が満たされることが設置認可の前提であること、石破4条件は大学設置・学校法人審議会(設置審)で審議されていない、ということを確認しました。その上で、第一条件の「現在の提案主体による既存の獣医師養成でない構想が具体化 し」が、いつどの会議で何を根拠に満たされていると確認したかを質したところ、長坂康正内閣府政務官は答弁できずに立ち往生しました。結局、4つの条件の第一番目を質問しただけで答弁できず、質問時間が終了してしまいましたが、本件にかかる内閣府の行政がいいかげんであることが露呈しました。

 引き続き追及していきたいと思います、と言うべきところでしょうが・・・政務官が答弁できないということは、真っ当な事務手続きではなかったということです。ですから、加計学園獣医学部の認可をサッと取りやめて、不毛な審議に終止符を売っていただきたいと切に願います。