今週末に伊丹市幼児教育推進計画(案)が開催されましたので、参加してきました。もちろん、計画案については市議会議員として承知していますが、市民の皆様の反応を拝見させていただきました。
   
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     今回の計画案は、大規模なものであるにも拘らず、急に出てきたものです。もちろん、急に出てきたものであってもすべの市民の皆様にとって良い案であれば、ドンドン進めていけば良いと思います。
   しかし、大規模なものであれば、影響を受ける方が多く、かつプラスの影響もあればマイナスの影響もあります。プラスの影響は良いとしても、マイナスの影響は最小化するように努めなければなりません。

     特に、今回の計画案は、従来、議論されてきた公立幼稚園の統廃合だけでなく、保育所も巻き込んでの統廃合であります。待機児童問題とも相まって、問題が複雑になってます。これをときほぐしていくには、簡単ではないという印象を持ちました。
    基本的に政策には課題があって、それをどう解決するか、という対応関係にあります。公立幼稚園の定員割れ、公立保育所の園舎老朽化、待機児童問題などが絡み合っています。
    校区に相当するブロックが中学校区もよりも広域になるため、幼児に通園できるのかという問題提起もあります。私立幼稚園では通園バスがありますが、公立こども園では通園バスは計画されていません。移行期間に在園する児童の問題もあります。さらに保育所では送り迎えを含めて、兄弟姉妹を一緒にできるのかなどの心配の声もあります。

    私も市議会議員として個別にお話をさせていただきながら、幼児教育が本当に充実したものになるように努めます。