本日は、伊丹市議会の飛行場問題対策特別委員会の管外視察で県立名古屋空港の隣にある三菱航空機を訪問しました。現在、開発中のMRJ(Mitsubishi Rigional Jet)を視察するためです。

 
 伊丹空港は騒音問題を抱えています。かつてはジャンボジェット機B747などの大型機が離発着していたので、騒音は相当に酷かったです。私自身、母校の県立伊丹高校が離陸直後の航路の真下にあり、大型機が離陸した時はあまりにもうるさいので、朝礼が1分半ぐらい中断する(黙祷状態:笑)ということも日常のこととして経験しました。
 最近の航空機は騒音対策が進んで、昔に比べれば随分と静かになりました。しかし、伊丹空港周辺では騒音基準値を超えている地域がまだ残っています。したがって、より騒音量の少ない機材の就航が期待されるところです。
 MRJは従来機よりも4割程度騒音区域を削減することができるとのことです。新しいタイプのエンジンとそのエンジンの特性を引き出す機体となっているからとのこと。大いに期待するところですが、納入延期が繰り返されている点が心配です。現在の予定では、全日空には2018年に納入=伊丹空港に就航、日本航空には2021年に納入=伊丹空港に就航といわれておりますが、これ以上の遅延がないことを祈念するところです。
 

 ところで、MRJの組み立て工場では写真撮影は一切禁止でしたので、写真はありません。

 

 その後、航空資料館ということでゼロ戦やその後に三菱重工が開発した航空機を展示しているところを見学しました。三菱重工の航空機にかける熱い想いが伝わってきました。

 

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