柔道女子のナショナル・チームから監督の体罰という名の暴行行為について、競技団体の全日本柔道連盟を飛び越えて日本オリンピック委員へ告発があり、柔道女子の園田隆二監督が辞任しましたが、次いで徳野和彦コーチと吉村和郎強化担当理事も辞任することになりました。
 辞任ドミノはこれで終わるのでしょうか?また、辞任すればそれで終わりなのでしょうか?世間ではガバナンスという言葉が流行っていますが、全日本柔道連盟にはガバナンスという概念がなかったのかもしれません。
 また、報道されていろんなことが明らかになりました。全日本柔道連盟の役員として理事が26名いますが、全員男性とのことです。そして、過去に女性の役員が一人もいなかったそうです。女子選手がオリンピックで活躍しているにもかかわらず、役員が一人もいないというのはビックリです。

 ところで、体罰という名の暴力が横行していた競技団体として日本大相撲協会がありました。一時期、冗談で「かわいがる」という言葉が体罰やパワーハラスメントの意味でつかわれましたが、最近はすっかり忘れさられた感があります。
 日本大相撲協会の理事も大相撲出身者の親方でなければなれないということ、さらに一門という派閥があって閉鎖的だと言われていました。そうした体質が改善されたという話は聞きませんが(桜井が知らないだけかもしれませんが)、どうなったのでしょうか。

 今回の騒ぎが一過性で終わってしまうことなく、日本のスポーツ界の近代化に繋がることを祈念しています。


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