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 民主党の野田佳彦新代表が、本日、国会で総理大臣の指名を受けました。衆議院では民主党が多数を握っているので、衆議院での総理大臣指名は予想通りですが、捻れ国会と言われる中で、参議院でも野田新代表が総理大臣指名を受けたのはちょっと、「へぇ・・・」という感じでした。ということは、参議院でも、自民党と公明党を合わせても民主党を上回ることができなかったということですから、仮に次期総選挙で自民党が政権に返り咲いたとしても、国会運営は極めて厳しいということです。

 さて、民主党の役員人事も内定しました。幹事長に輿石東参議院議員(山梨選挙区)、政策調査会長に前原誠司衆議院議員(京都2区)、国会対策委員長に平野博文衆議院議員(大阪11区)、幹事長代理に樽床伸二衆議院議員(大阪12区)となりました。

 輿石新幹事長は、びっくりです。まず、政権党という大きな政党が参議院から幹事長を登用するというのはこれまでにないことです。民主党の短い(?)歴史の中ではもちろんありませんし、自民党の長い歴史の中でもありません。
 また、野田総理自身、ドジョウと自称する通り、派手さがないので、幹事長には多少なりとも派手さのある人を登用すると見向きもありました。が、蓋を開けてみれば、野田新総理以上に地味な人事となりました。解散しない限り今後2年間は国政選挙がありませんから、それでもよいのかもしれません。

 一方で、前原新政調会長は、ナルホドと思いました。外国人からの政治献金問題からまだ完治したとは言えない状況の中ですから、閣僚に登用すれば野党から国会で集中攻撃を受けることは間違いありません。よって、閣僚として処遇することは難しい、となると党の役職となります。ということで、政調会長はちょうど良いように思います。

 平野博文新国対委員長は、内閣官房長官時代に右往左往していたイメージがあるので、大丈夫かなと心配なところもあります。官房長官は政策面での調整もありましたが、国対委員長であれば政策の内容には踏み込まず、手続き的なところかと思いますので、なんとかなるのかもしれません。

 次は、閣僚人事です。
 桜井シュウは、これまで岡田克也現幹事長が実務能力で秀でており、新総理に相応しいと思っておりました。したがって、岡田克也幹事長が官房長官に就任するれば、閣内はまとまるのではなかろうかと期待しています。