AKB48という秋葉原を拠点とするアイドルグループの総選挙の結果が6月9日(金)に発表されました。
 桜井は、AKB48の総選挙に投票した訳でもなければ、詳しい訳でもありません。が、政治家として「総選挙」と銘打たれたイベントは気になります。

 結果は、昨年2位に泣いた前田敦子さんがトップに返り咲き、昨年トップだった大島優子さんが2位と、順位が入れ替わったことが話題になりましたが、こうした結果よりもその過程です。自分に投票してもらうために、ブログを書き、演壇でマイクも握り、街頭活動もやり、政見放送もやり、握手もやり、と本物の選挙と同じようなことをやっていることに、ビックリしました。さらに、結果発表のイベントでは、当選(今回の定数は21人だそうな)のご挨拶もあり、と盛りだくさんでした。
 特に、選挙後の挨拶で、トップに返り咲いた前田さんは「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないで」とアンチファンを意識した演説されたということで、へぇへぇへぇと感心しました。この言い回し、「菅さんのことは嫌いでも、民主党のことは嫌いにならないで」など応用できそうなので、流行りそうですね。
 また、大島さんは、この総選挙が一人一票制でない(CDの購入枚数分、投票できる)との批判に対して「票数は皆さんの愛です!」と名言を残すなど、印象深いものでした。ちなみに、一人一票制でないという批判 も、本物の総選挙にソックリです。

 って以上の半分以上は、渋谷区議の鈴木建邦さん がご自身のfacebookにアップした「『AKB総選挙』が日本の民主主義に与えるインパクトについて」という論文(?)の受け売りです。

 兎も角、改めて、自分の名前を書いてもらうことの難しさを感じだ次第です。ということで、今回の総選挙に出馬されて厳しい戦いを経験されたAKB48・SKE48・NMB48の皆さん(150名が出馬されたそうな!)の今後のご活躍を祈念いたします。