選挙戦では、政策チラシを政策テーマ毎に4種類作成し配布しました。具体的には、1号:財政再建、2号:市議会改革、3号:教育改革、4号:子育て支援です。桜井は、市内の有権者の半分にあたる4万世帯に4回配布しました・・・ということは16万枚です。ちなみに、トップ当選の某候補は市内8万世帯に5回配布したそうなので40万枚です。これまでの伊丹市議選で、個人候補がこのように大量の政策チラシを配布したことはなかったと思います。そういう意味で、今回の選挙戦は伊丹市において画期的だったんだと思います。そして、1位・2位の2候補は、車を使わない、事務所を構えない、というようにして節約していました。つまり、政策チラシにお金を集中的に投じ、事務所や選挙カーにはお金を使わない、という作戦でした。
 ということで、これまでの選挙戦はナンでもカンでもやる、ということでした。しかし、これからは、何が効果的なのか、もう一度、じっくりと考える時期に来ているのではなかろうかと思います。つまり、選挙においても費用対効果を考える時代になってきたということです。また、そのようなセンスのある人こそが効率的な自治体経営を行うことができる=議員にふさわしい、ということだと思います。