日付が変わり4月25日になりましたし、開票作業も終わりましたので、ブログを更新しようと思います。

 昨日、4月24日(日)は統一地方選挙後半戦の伊丹市議選がありました。桜井シュウも立候補しておりましたが、なんとか当選することができました。ここにご報告申し上げます。
 なお、2週間前のブログでも書きましたが、当選御礼などは公職選挙法178条の規定により禁止されておりますので、「桜井シュウは、皆様のおかげで当選できました!どうもありがとうございます!」ということは心の底から思っていても、申し上げることはできません。公職選挙法178条はヘンな法律ではあり、また実態として必ずしも遵守されていないようです。しかし、「悪法も法なり(法諺)」といいますので、このブログでは「当選御礼」は控えさせていただきまして、「ご報告」にとどめさせていただきますことをご容赦下さい。

 今回の伊丹市議選の特徴としてまして、若手候補が乱立と言える程までに多く立候補したことです。前回4年前の伊丹市議選では40歳以下の若手候補は4人でしたが、今回は11人でした。したがって、今回の選挙は、伊丹市議会の世代交代を進めるチャンスという見方もある一方で、若手が共倒れして何も変わらないリスクもあるという見方もありました。すなわち、世代交代がどの程度進むかが見所でした。
 また、これまでの伊丹市議選では、現職が落選するということはあまりありませんでした。具体的には、前回2007年の選挙では現職の落選はなく、前々回2003年の選挙では現職の落選は1名でした。しかし、今回は若手の新人候補が多数立候補しており、若手新人の勢いに押されて現職も安泰ではないと言われておりました。
 このように激戦であったことから、投票率が上がるのではないかという期待もありました。加えて、若手候補が街頭演説で、「投票に行こう!」とキャンペーンをしたり、不在者投票の案内をしたりと、投票率アップに向けての活動も行われていました。したがって、投票率がどうなるか?というのも見所でした。

 さて、結果でございますが、まず投票結果(投票率)について。44.10%で、前回の46.74%から2.64%下がりました。若手候補が盛んに「投票に行こうキャンペーン」をはったのに、投票率低下という結果に極めて残念な気持ちでいっぱいです。夜9時に投票率が発表された時点で、落選したような気分で、ショックで打ちひしがれました。

 次に、開票結果(得票)については、若手候補が12人当選し、現職が3人落選するなど、世代交代が進みました。特に、若手新人の中田慎也さんが大幅に記録を更新する史上最多得票(これまでの史上最多得票は1995年に山本喜弘氏が得票した3,479票)の4,940票でトップ当選を果たしました。そして、若手新人候補であるわたくし桜井シュウも3,241票で続きました。若手新人の2人でワンツーを取ったということで、伊丹市議会も大きく変わるのではないか、というか2位で当選した者として変えていかなければならない、と思いを新たにしました。具体的には、市民に信頼される市議会とするための議会改革を進めていきたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。