カウンセラーとして働く彼が

誰かに取られちゃうような…

私のそばに

いてくれなくなるように感じて寂しかった







「これから、もっと強くならなきゃ………」



「美紗…今のままでいいよ!あとは俺が守るから。美紗は美紗らしく、笑顔でいてくれたら、それだけでいいから。

そういえば、美紗、身体どう?」



「ちょっとイキ過ぎてダルいかも。でも、満たされたから、ダルいの気にならないよ」



「可愛いこと言ってくれて………帰したくないなぁ。でも、そろそろ帰る時間でしょ?」



「そろそろ帰えらなきゃ…………タクシー呼ばな………………いと






急に立ったら

フラッとしてしまい

立ち眩みを起こした


気付かれないようにしたのに

彼は気付いてた







「美紗、フラつくの?やっぱりタクシーじゃなくて送ろうか?」



「ううん、平気…。急に立ったから」



「ホントに?じゃあ、タクシー呼ぶよ?」



「うん。ありがとう」







ちょっとフラついてたけど

彼に見送られてタクシーに乗り帰宅

帰宅後

心配してる彼に連絡をして

やっと家に帰ってきて

新しい1歩を踏み出し始めたら