颯真がお茶を淹れに行った
少しだけ
1人で考える時間…



「お待たせ」



颯真の淹れるお茶は
凄く美味しくて落ち着く
ハーブティーの苦手な私でも飲めるよう
ブレンドしてくれてるらしい


「美紗はさぁ、Kくんのこと信じてる?」


「信じてるよ!だから……今のうちに離れなきゃって思えば思うほど、Kへの気持ちが強くなるの……。その気持ちがKを苦しめてるのに……Kが私のことを嫌いになる前に………離れなきゃ!って……。辛い別れはもうしたくない。Aの時だけで充分なのに…笑顔でバイバイ言えばいいだけなのに…言えない……。ホントは、これからも…一緒にいたいよ!もう、心の中………ぐちゃぐちゃ…」



泣きながら
心の奥の気持ちを話してたら
いきなり背後から
抱きしめられた



「美紗…ゴメン。そんなにも追い詰めてるなんて思ってなかった」


「K?…………………えっ…………何で………?……えっっ…………………今の話…………



突然
彼が現れてパニックな私